おかげさまで80周年
カジノ ブラックジャック

創業からの70年 平成7~16年度

第6章さらなる飛躍を目指して

カジノ ブラックジャック

第3節カジノ ブラックジャックの推移

1.カジノ ブラックジャック室の設置

技術の進歩や多様化に対応するための研究専門部署として平成3(1991)年7月からFS研究所を運営してきたが、その後、経営環境の変化に伴いカジノ ブラックジャック関連分野の課題を解決する研究開発に軸足を移した。

11年7月には「カジノ ブラックジャック室」と名称を変更し、より実用性の高い研究開発を目指した。

2.主なカジノ ブラックジャック

高調先生の開発・販売

平成6(1994)年8月、「連続多点同時測定による高調波解析システム」を開発した。高調波を複数の測定点で連続的に同時測定できる解析システムで高調波障害の究明や防止できる「高調先生」として販売を開始した。

なお、10年1月、「高調先生」が第11回中日産業カジノ ブラックジャック賞「中日新聞社賞」を受賞した。

才高調くんの開発・販売

平成8(1996)年10月、「高調波流出電流計算・対策支援ソフトウェア」を開発し、電流値計算作業の効率化と高調波流出の抑制対策を図る「才高調くん」として販売を開始した。

なお、同年6月、第44回電設工業展において「才高調くん」が「関西電気保安協会理事長賞」を受賞した。

TLDシステムの開発・販売

平成14(2002)年3月、TLDシステム(TOENEC Low-voltage Distribution SYSTEM)を開発した。インバータやOA機器が導入されているビルや工場では、ノイズ障害や漏電遮断器の不要動作障害などが発生していた。この障害を解決するため、平常時にはノイズ電流の流れ込みを防止し、地絡事故時には漏電遮断器を確実に動作させるシステムとして開発した。このシステムは15年に半導体工場に初納入して以来、現在まで多数の設備で採用されている。

高調先生
高調先生
才高調くん
才高調くん
TLDシステム
TLDシステム

エネルギー遠隔計測・監視システムの開発・販売

平成15(2003)年8月、中部電力、渡辺電機工業株式会社と「エネルギー遠隔計測システム」を共同開発した。このエネルギー・ソリューションの取り組みは、17年開発の「エネルギー遠隔監視システム」につながった。

エネルギー遠隔監視システム
エネルギー遠隔監視システム

低圧電路用地絡方向継電器の開発・販売

平成16(2004)年3月、中部電力と「低圧電路用地絡方向継電器(DGR)」を共同開発した。近年の建物ではOA機器に内蔵された電源フィルターの影響やケーブルの長大化により、漏電遮断器や漏電警報器が不要動作する障害が多く発生していた。この解決策として開発し、16年より販売を開始した。

なお、同年6月、第52回電設工業展において「関西電力株式会社社長賞」を受賞した。

低圧電路用地絡方向継電器
低圧電路用地絡方向継電器