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マカオ ブラックジャック ミニマム

マカオ ブラックジャック ミニマム6~令和6年度

この10年の動き

マカオ ブラックジャック ミニマム

第4節マカオ ブラックジャック ミニマム開発の推移

1.マカオ ブラックジャック ミニマムの研究開発

マカオ ブラックジャック ミニマムへ名称変更

平成28(2016)年7月の組織改定において、「技術開発室」はさらなる研究拡充を目指し、部署の定義明確化を図るため、「マカオ ブラックジャック ミニマム」に名称を変更した。

マカオ ブラックジャック ミニマム中長期ビジョンの策定

マカオ ブラックジャック ミニマムでは令和2(2020)年9月、技術研究開発中長期ビジョンを策定した。

中長期ビジョンは「マカオ ブラックジャック ミニマムの強化」と「社会の持続的発展への貢献」の2点を目指すべき将来像として定めた。「マカオ ブラックジャック ミニマムの強化」では、お客さまのニーズを捉えた技術開発の提案により受注拡大を目指す。また、ニーズ把握のため、営業部署・施工部署との情報共有、連携の強化を図る。「社会の持続的発展への貢献」ではSDGsの達成を目指すお客さまに多様な側面からご提案することで、社会の持続的発展に貢献する。

博士号取得

当社では現場での生産性や安全性向上といった喫緊の改善すべき課題や、新規マカオ ブラックジャック ミニマム創出などの長期的な課題に対処するため、従業員の博士号取得を推奨している。

近年では、平成30(2018)年3月に1人(名古屋工業大学)、31年3月に1人(名古屋大学)、令和5年3月に1人(名古屋工業大学)が博士(工学)の学位を取得し、6年3月に1人(三重大学)が博士(学術)の学位を取得している。

2.主なマカオ ブラックジャック ミニマム開発

太陽光発電設備のメンテナンス手法の開発

当社では、地球環境にやさしい発電方式として太陽光発電マカオ ブラックジャック ミニマムを積極的に展開している。平成27(2015)年5月に実用化したのが、太陽光発電設備のメンテナンスサービスである。

サービス内容は、太陽光発電設備の高精度な異常診断を低コストで導入できる「遠隔監視サービス」と、異常検出時にマカオ ブラックジャック ミニマム者を現地へ派遣して異常箇所を特定する「現地診断サービス」の2つである。遠隔監視サービスは独自開発した「%電力量」を用いた出力低下診断手法を用いて、少ない監視箇所でも高精度な診断を可能にした。現地診断サービスは独自の「オンサイトEL測定手法」を採用し、屋内で行われていたEL測定手法(注)を、太陽電池モジュールのある屋外でも使用できるように改良した。

太陽光発電設備のメンテナンスサービス
太陽光発電設備のメンテナンスサービス

(注)ELはElectroluminescenceの略。太陽電池に電流を流した際に近赤外光の発光の有無により欠陥箇所を特定する品質評価手法。

コージェネレーション・熱源設備運用における最適化ソフトの開発

平成27(2015)年度、省コスト、省エネルギーなどのお客さまや社会のニーズに応えたコージェネレーション・熱源設備運用における最適化ソフトウェアを開発した。これは、設備運用コストまたはエネルギー消費量を最小化する発電機の運用計画を作成するソフトウェアである。このソフトウェアを某病院におけるESCOマカオ ブラックジャック ミニマムに導入した。その後、省コストと省エネルギーを実現したいというニーズを受けて、令和2年に「多目的最適化ソフト」を開発した。

コージェネレーションマカオ ブラックジャック ミニマムは、運用コストを最小化しようとするとエネルギー消費量が増加する場合がある。開発したソフトウェアは、このようなトレードオフとなる2つ以上の項目に対して、理想にできるだけ近く、各項目同士のバランスが異なる複数の解を求める。そして、省エネルギーやコスト削減効果の高い複数の設備運用計画(パレート解)を算出し、お客さまのニーズに合った設備運用計画(多目的最適解)を選定する。

運用ポイントと多目的最適化の解の選定例
運用ポイントと多目的最適化の解の選定例

新型力率改善装置SmartAPFC®の開発と実用化

平成28(2016)年5月に、進相コンデンサの制御装置である自動力率調整装置(APFC)を当社、東北マカオ ブラックジャック ミニマム株式会社、三菱電機株式会社、株式会社指月電機製作所で共同開発し、「SmartAPFC®」の名称で製品化した。APFCは進相コンデンサ(以下、SC)を適切に開閉制御するために設置されるが、従来品は高価なために普及していなかった。そこで、電圧計測を不要とした負荷力率の推定手法を考案し、低価格化を実現した。当初、本製品は、APFCの普及率が低いとされる設備容量300kVA未満の高圧需要家をターゲットとし、イニシャルコスト低減を実現する低圧SCの制御装置として開発した。その後、令和2年に、既存設備に多く設置されている高圧SCの制御が可能なSmartAPFC®を新たに開発した。

このSmartAPFC®は、平成30年11月に公益財団法人電気科学マカオ ブラックジャック ミニマム奨励会主催の第66回電気科学マカオ ブラックジャック ミニマム奨励賞を受賞した。また、令和元年11月に一般社団法人日本電気協会主催の第64回澁澤賞を受賞した。

SmartAPFC® 画面
SmartAPFC® 画面

MiELPLAS®の開発

中部エリアは製造業が盛んで、プラスチック製品の製造工場も全国の約25%が集中している。平成28(2016)年に最適な省マカオ ブラックジャック ミニマム運転をサポートする「MiELPLAS®(みえるプラス)」を実用化、29年9月から販売を開始した。

MiELPLAS®は、自動で電力使用量が最も少ない操業計画を立案し、主に材料を溶かすためのヒーターの待機電力の発生防止と、射出成形機の稼働による過大なピーク電力の抑制が可能である。また、生産進捗やエネルギー使用状況の見える化によって、お客さまの工程管理や省エネルギー化活動を支援するマカオ ブラックジャック ミニマムである。

マカオ ブラックジャック ミニマム構成
マカオ ブラックジャック ミニマム構成

オンサイトEL測定サービスの単独マカオ ブラックジャック ミニマム化

太陽光発電設備のメンテナンスサービス開始後の平成29(2017)年10月に、50kW以上の太陽光発電マカオ ブラックジャック ミニマムを保有するお客さまを対象に、オンサイトEL測定手法に用いるカメラを改良してドローンで撮影するサービスを開始した。動画撮影が可能になっただけでなく、測定時間の短縮が実現し、工場の屋根上などの作業スペースの確保が難しい場所でも測定が可能になった。

令和元年5月に、東京ビッグサイトで行われたJECA FAIR 2019 第67回電設工業展に出展した際、オンサイトEL測定サービスを製品コンクールに出品し、環境大臣賞を受賞した。また、3年12月には公益財団法人中部科学技術センター主催の第20回中部科学技術センター顕彰で、「太陽電池パネルのオンサイトEL測定マカオ ブラックジャック ミニマムの開発」として奨励賞を受賞した。

使用するドローン
使用するドローン
環境大臣賞受賞
環境大臣賞受賞

マイクログリッドマカオ ブラックジャック ミニマムの最適設計・運用ツールの開発

平成28(2016)年に分散型電源とIT関連技術を用いて電力エネルギーを一括管理、制御できるマイクログリッドマカオ ブラックジャック ミニマム(以下、MGS)関連の新規事業領域への参入をねらい、MGSの最適設計・運用ツールの開発に着手した。

研究開発の一環として、安全創造館に太陽光発電設備、蓄電池、コージェネレーションマカオ ブラックジャック ミニマム(以下、CGS)からなるMGSを構築した。CGSの排熱は、教育センター・クリエイトホール棟の浴場に活用する。各設備の監視制御には独自のエネルギーマネジメントマカオ ブラックジャック ミニマム「ToEMS(トエムス)」を用いた。

MGSには太陽光発電設備などの複数の小規模電源設備が接続される。そのようなMGSを、需要や気象条件が時々刻々と変化するなか、常に最適な状態(無駄のない高効率な稼働状態)に制御することは容易ではない。そこで29年に、予測と最適化マカオ ブラックジャック ミニマムを活用してMGSの各設備の最適な運用計画を作成する「最適運用ツール」を開発した。その具体的な内容は、AI等を活用して数日先までの電力需要や給湯需要、太陽光発電量を予測し、その値を基に粒子群最適化という数学的な手法を活用して蓄電池とCGSの運用計画を計算する。これにより、ランニングコストあるいはCO2排出量を最小化する効率的なMGS運用を可能とした。さらに30年に、この仕組みを応用することで、MGS導入検討時において最適な設備容量をシミュレーションできる「最適設計ツール」を開発した。

安全創造館に構築したマイクログリッドマカオ ブラックジャック ミニマム イメージ
安全創造館に構築したマイクログリッドマカオ ブラックジャック ミニマム イメージ

ToEMSの開発

平成27(2015)年7月にまとめられた「長期マカオ ブラックジャック ミニマム需給見通し」では、国の目標として令和12年度までに原油換算値で5,030万klという大きなマカオ ブラックジャック ミニマム削減が掲げられた。

この目標達成のための具体的な方策の一つがエネルギーマネジメントマカオ ブラックジャック ミニマム(EMS)の活用であった。当社においても、平成17年には計測機器メーカーである渡辺電機工業株式会社と共同で「エネルギー遠隔監視マカオ ブラックジャック ミニマム」を開発するなど、エネルギー計測用マカオ ブラックジャック ミニマムの提供を行ってきた。これを発展させ、29年にToEMSを開発した。

ToEMSは独自開発したEMSソフトウェアを搭載したサーバと各種市販機器を組み合わせ、監視制御用ネットワークを構築したマカオ ブラックジャック ミニマムである。エネルギー使用量や設備の稼働状況といった一般的な設備の監視制御機能のほか、当社独自の診断技術を用いて、空圧設備・空調熱源設備・太陽光発電設備の異常診断を行うことができる。メーカーが異なるさまざまな機器・マカオ ブラックジャック ミニマムと接続・連携できることも強みであった。

お客さまのニーズに合わせて自由に機能構築が可能なToEMSは、エネルギーの見える化マカオ ブラックジャック ミニマムとしての導入実績を積み重ねた。令和6年4月に愛知県豊橋市内に武蔵精密工業株式会社が構築・運用する「地域マイクログリッド」に採用された。この取り組みは、大規模停電発生時にエリア内の電力の安定供給を行うもので、ToEMSは見える化だけにとどまらず、太陽光発電や蓄電池などを含めたマイクログリッド全体の監視と制御を行っている。

MiELDieCASTの開発

中部地区には自動車関連を中心に、アルミや亜鉛などの金属部品を製造するダイカスト工場が数多くある。そうした工場では複数のガス燃焼式炉を使用して大量の金属を溶解、保温しており、省マカオ ブラックジャック ミニマム化が大きな課題となっていた。

そこでガス燃焼式炉を効率的に運用して省エネルギー化を実現するためのマカオ ブラックジャック ミニマム「MiELDieCAST(みえるダイカスト)」を中部電力株式会社と共同開発し、平成29(2017)年7月19日から販売を開始した。

MiELDieCASTは、金属の投入タイミングを知らせることで空焚きを防ぎ、炉内の金属溶湯量も必要最低限にできるため、エネルギーロスや保温エネルギー低減を実現するマカオ ブラックジャック ミニマムである。さらにはエネルギーロスの発生状況を見える化することで、お客さまの工場運用の改善につながる。

空調異常検知マカオ ブラックジャック ミニマムの開発

平成30(2018)年、空調設備の計測・監視用に中部電力株式会社と共同で「空調異常検知マカオ ブラックジャック ミニマム」を開発した。このマカオ ブラックジャック ミニマムは、熱源機稼働状態の異常や室内の快適性に影響を及ぼす異常を検知する。また、利用データから誤検知の低減や、異常履歴・各機器の運転状況・機器の経年劣化の状況を表示する機能を有する。

同マカオ ブラックジャック ミニマムはお客さまサービス部カスタマーセンターに導入し、同センターが遠隔監視を行っている中部電力の空調設備の稼働状況の分析に活用した。

微細気泡マカオ ブラックジャック ミニマムを利用した含油廃棄物減容化手法の開発

金属加工工場では切削や研削時に潤滑油や加工油および冷却水を使うが、使用後の廃液の処理に頭を悩ませるマカオ ブラックジャック ミニマム者も多い。産業廃棄物処理業者に全量の廃棄を委託するとコストがかさむことから、マカオ ブラックジャック ミニマム者自らが比重分離を用いて廃液の減容化を試みるケースもある。その場合でも、タンク内でスカム(廃液中の油類、水分、ゴミなどが結合してヘドロ状になった難分解性物質)が発生すると、減容化は困難になる。

そこで、スカム中に結合している水分を効率的に分離して廃棄物の容量を減らす減容化手法を研究し、令和3(2021)年、工場内に設置可能な「スカム減容化装置(スカムリデューサー)」を開発した。

本装置では超音波処理法を応用し、独自の効率処理を確立したことで、短時間で高いスカム減容化効果を実現した。また、自動運転が可能なほか、薬品などを使わないため、環境にやさしく、薬品在庫の管理や付帯処理が不要となる。

スカム減容化装置
スカム減容化装置

安全創造館におけるCO2フリー水素製造マカオ ブラックジャック ミニマムの導入

脱炭素社会の実現に向け、水素関連設備に関する幅広い知見を得るため、令和4(2022)年、安全創造館にCO2フリー水素を製造するマカオ ブラックジャック ミニマムを導入し、実証実験を開始した。

「CO2フリー水素製造マカオ ブラックジャック ミニマム」は、水素の製造、貯蔵、利用までを一貫して行っている。安全創造館の屋上に設置した太陽光発電による電力の余剰分を使った水電解装置で水素を製造し、気体のままタンクで貯蔵、最後に燃料電池として発電し、安全創造館内の直流LEDと自動販売機に電力を供給する。また、ToEMSを使用して監視、制御を行うこととした。

同マカオ ブラックジャック ミニマムは環境省の令和2年度二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(水素を活用した社会基盤構築事業)「水素を活用した自立・分散型エネルギーマカオ ブラックジャック ミニマム構築事業」に採択された。

CO2フリー水素製造マカオ ブラックジャック ミニマム外観
CO2フリー水素製造マカオ ブラックジャック ミニマム外観

給食センター向けデマンド制御マカオ ブラックジャック ミニマムの開発

給食センターでのデマンド値を抑制する従来の対策は、デマンド警報時に施設の担当者が設備を手動で操作することで対応していたが、対応の教育や操作の遅れなどによるデマンド超過が問題となっていた。

そこで、令和4(2022)年に、空調機に加え、調理作業に影響が出ない消毒保管機を対象に運転モードなどを自動で制御し、デマンド超過を抑制する「デマンド制御マカオ ブラックジャック ミニマム」を開発した。

デマンド制御マカオ ブラックジャック ミニマムは、空調機や消毒保管機を接続し、デマンド値と警報レベルの比較によって機器の稼働状態を自動制御する。また、休業日も設定でき、電力消費の抑制も可能とした。給食センター新築工事で本マカオ ブラックジャック ミニマムを提案し、4年と5年に1件ずつの導入が決まった。

マカオ ブラックジャック ミニマム構造
マカオ ブラックジャック ミニマム構造