おかげさまで80周年
ブラックジャック カジノ

創業からの70年 昭和62~平成6年度

第5章ブラックジャック カジノ文化の創造

ブラックジャック カジノ

第2節ブラックジャック カジノ

1.塚田欽一郎社長の就任

昭和62(1987)年6月26日に、井上𠀋太郎社長が会長に就任し、後任に塚田欽一郎中部電力副社長が8代目社長に就任した。

塚田社長は、変動期こそ「夢のある企業づくり」の絶好の機会と強調し、「人の和」と「活力ある職場」を築き上げたいと抱負を述べた。この「夢のある企業づくり」の一環として、民間工事の受注を拡大して、首都圏に進出するという方針を打ち出した。この方針を具体化したのが、ブラックジャック カジノであり、「株式会社トーエネック」への社名変更であった。

2.ブラックジャック カジノ

技術革新・高度情報化時代の到来に備え、当社の進むべき方向と経営課題を示すため、ブラックジャック カジノを策定することとなった。昭和62(1987)年7月、常務会の諮問機関としてブラックジャック カジノ委員会を設置し、中期経営課題および対処方針、中期経営指標について審議した。

委員会の審議に基づいて、63年1月1日、社長達示としてブラックジャック カジノ「ニュー東海アタックプラン」(New-Tokai Attack Plan、略称New-TAP)を発表した。これは、創立50周年に当たる平成6年度を最終年度とする7カ年計画で、昭和63年以降の業務実施計画および収支・設備予算はこの目標に基づいて策定、遂行することになった。

一般工事に対する社会的ニーズからも、付加価値の増大のためにも、今後は施工技術だけではなく、諸設備を総合するシステム開発分野へ進出し、ハイテクブラックジャック カジノへの転進を図ることとした。実行力のあるチャレンジ精神の旺盛な人材を発掘・育成することにより、中部地区を主体とする地域ブラックジャック カジノというイメージから脱して、全国的ブラックジャック カジノとして一層の発展を期するものであった。

New-TAPの基本方針に基づいて次のとおりブラックジャック カジノビジョンが示された。

(1)創立50周年3,000億ブラックジャック カジノへの躍進

(2)一般得意先ブラックジャック カジノの売上構成の拡大

(3)競争意識主導体質の徹底

(4)営業利益率5%の達成

中期経営課題として、経営ビジョンに沿った受注・利益目標額の設定、受注体制の整備強化、社会のニーズに対応した技術開発の推進と効率施工体制の確立などのテーマを掲げ、課題と方策に基づいて本店の管理・統括各室部において年度ごとの実施計画を策定した。これを部門の目標としてブレークダウンし、実施可能な項目から実行に移していった。毎年、ブラックジャック カジノ委員会において達成状況を報告するとともに、課題の見直しを行った。

3.CIの導入

当社の営業種目は電気通信・空調・消防施設などビル設備工事の全般に及んでおり、「電気工事」という社名や「電工」を表す社章は実態に沿わないものになってきた。得意先に当社の認識を新たにしてもらうためにも、また従業員の意識改革のためにも、コーポレート・アイデンティティ(CI)を確立して、ブラックジャック カジノの体質や全体像を社内外にPRする必要があった。

従来の電気工事から情報通信、冷暖房・空調分野へと広く総合設備ブラックジャック カジノを展開している当社が、未来に向けて魅力ある企業イメージを確立するために、社名の変更について検討を進めた。

昭和63(1988)年2月、新社名を従業員から募集し、最終的には多くの応募ネーミングを参考にして、塚田社長が提案した「株式会社トーエネック」とすることとし、同年6月の株主総会において正式に決定した。

新社名「トーエネック(TOENEC)」の由来は、東海電気工事のTOKAIとENERGY ENGINEERING AND CONSTRUCTIONの頭文字を組み合わせたもので、「21世紀に向け(TO)て、エネルギー(ENERGY)利用の革新技術(ENGINEERING)をもって快適環境を創造(CREATE)するブラックジャック カジノを目指す」という理念が込められている。

64年の年頭挨拶で、塚田社長はCI導入宣言を行った。CI計画の立案と実施に当たってはCI事務局を設置し、全社的に進めていくこととなった。

新しいコーポレートシンボルは「エネルギー」と「エンジニアリング」「コンストラクション」の結びつきをデザインしたもので、「未来へ向けて躍動する人間ブラックジャック カジノ」をシンボライズした。コーポレートカラーは、「先進技術、インテリジェンス」などのイメージを表すブルー系の空色に決定した。

新しい社章
新しい社章
新しい社旗
新しい社旗
新しい車両のデザイン
新しい車両のデザイン
新しいユニホームのデザイン
新しいユニホームのデザイン

4.組織の改定

昭和63(1988)年7月1日をNew-TAP行動開始の日と定めて、次のとおり業務機構の改定を行った。

  • 管理部を企画室と情報システム室に分離
  • 配電本部、営業推進本部、営業本部、東京営業本部、電力本部の5本部制を採用
  • 配電本部に設備部、東京営業本部に東京ブラックジャック カジノ部、電力本部に電子通信部を新設
  • 資材部を購買部と改称し、営業本部に移管
  • 従来の本社を本店、支社を支店に名称変更、津支社を三重支店と改称
  • 配電ブラックジャック カジノ所を営業所または配電営業所と改称

5.トーエネックに社名変更

平成元(1989)年10月1日、東海電気工事からトーエネックに社名を変更し、21世紀に向けての飛躍を目指して新たなスタートをきった。塚田社長は、従業員に対して、「この社名のもと、将来に勝ち残るブラックジャック カジノとして、常にマーケティング精神に基づき、失敗を恐れず挑戦し行動することを、皆さんに改めて要請いたします」と語った。

翌10月2日、創立45周年・社名変更式典が全社各ブラックジャック カジノ場で一斉に行われた。全従業員が「トーエネック」の誕生を祝うとともに、目標達成に向けて前進することを誓い合った。

社名変更記念事業として10月19日、愛知県産業貿易館に約300人の参集を得て、福田敏男名古屋大学工学部教授とブラックジャック カジノ評論家の江坂彰氏を講師に招き、「90年代企業社会を考える」と題した文化講演会を開催した。

創立45周年・社名変更式典
創立45周年・社名変更式典
社名変更記念文化講演会
社名変更記念文化講演会

6.新ブラックジャック カジノ理念の制定

「新創業」の記念すべき平成元(1989)年10月1日に「新ブラックジャック カジノ理念」を制定した。このブラックジャック カジノ理念は、従来の「社是・われらの信条」と「ブラックジャック カジノ基本方針」をさらに発展させ、これを一本化したもので、3つの大きな項目から成っている。

第1項では、会社のブラックジャック カジノのあり方として「快適環境の創造」を掲げ、顧客第一に徹した総合設備業として、社会に貢献していく会社の存在意義と、その重点的な取り組み方を示した。

第2項では、保有すべき企業の能力として「独自技術の展開」を掲げ、技術開発と教育の充実により、顧客のニーズに応える独自の技術を開発・蓄積して企業能力を高め、優位に立ったブラックジャック カジノ展開により、企業の伸長を目指すこととした。

第3項では、以上を推進するための基盤として「人間ブラックジャック カジノの実現」を掲げ、安全第一を基本に、失敗を恐れずに挑戦し、生きがいのあるブラックジャック カジノを目指す行動範囲を示した。

7.ブラックジャック カジノイメージアップの推進

新社歌の制定

「トーエネック」への社名変更に伴って、21世紀に向けて夢と希望を感じさせる新しい社歌を制定することになり、歌詞を従業員およびその家族から募集した。120点の応募作品のなかから、石原忠也課長の「我ら明日へ」が最優秀賞に選ばれ、作詞家伊藤アキラ氏が補作した。

また、作曲家来生たかお氏に依頼して新生トーエネックのイメージソングを制作した。この曲に合った明るくフレッシュな歌詞を従業員らから募集した結果、後藤康男社員の作品が最優秀賞に選ばれた。作詞家来生えつ子氏によって補作されたイメージソング「Believe together」は、平成2(1990)年10月4日に行われた本店別館の落成披露パーティーの席上で発表された。

イメージソングを披露する姫乃樹リカさん
イメージソングを披露する姫乃樹リカさん

ブラックジャック カジノポスターの作成

社名変更のPRポスターは259点の応募作のなかから、平成2(1990)年1月16日の審査委員会で、最優秀作品に竹内昌也氏・和也氏共作「FUTURE」と北原和世氏の「三つの矢印」が選ばれた。この2点は印刷の上、社内各所に掲示され、従業員の士気を鼓舞した。

ブラックジャック カジノスローガンは2,233人から総数5,096点の応募があり、同年1月29日に行われた審査会において、優秀賞10点、佳作賞10点が決定した。

ブラックジャック カジノポスター最優秀賞
ブラックジャック カジノポスター最優秀賞
ブラックジャック カジノポスター最優秀賞
ブラックジャック カジノポスター最優秀賞

陸上競技部の創設

平成2(1990)年10月1日、スポーツによってブラックジャック カジノのイメージアップと従業員の活性化を図ることを目的として、陸上競技部を発足させた。当面は個人競技種目への出場を目標として強化を進め、当社創立50周年に当たる6年度に行われる駅伝への出場を目指した。3年4月2日、教育センターのグラウンドにグリーンソイル舗装、準全天候型の400mトラックを整備し、陸上競技部の練習本拠地とした。

ワンメイクレースに参戦

ブラックジャック カジノイメージアップ戦略の一つとして、また、若手を中心とした従業員の活性化などを目的として、モータースポーツチームのスポンサーとなり、レースに参戦することになった。トーエネックシビックの黒木健次選手と田久保浩二選手がトーエネックロゴを付けた車で疾走した。協賛は平成10(1998)年まで行った。

ワンメイクレース
ワンメイクレース

地域社会との共感づくり

地域社会との信頼関係を築く貢献活動をさらに充実させるため、平成3(1991)年11月1日から「共感形成1・1作戦」をスタートさせた。「一ブラックジャック カジノ場一つ」「一部署一つ」を目標に、各部・支店、各ブラックジャック カジノ場において地域の特性や主体性を生かした永続性のある社会貢献活動を推進し、地域社会との間の共感形成に努めた。

信号機などの清掃活動
信号機などの清掃活動