創業からの70年 カジノ ブラックジャック7～16年度
第6章さらなる飛躍を目指して
第2節カジノ ブラックジャック活動の進展
1.カジノ ブラックジャック
概況
平成8（1996）年になり、社会的な動きである規制緩和や競争原理の導入など、経済社会の転換期を迎えたなかで“時代にマッチした配電業務のレベルアップとスリム化”をキーワードに配電部門の重点課題として「安全の確保」「カジノ ブラックジャック品質の向上」「組織のスリム化と業務の効率化」「人材の育成」「技術開発」「職場環境の改善」を掲げ、取り組みを明確にした。
この「第二次配電部門中期カジノ ブラックジャック運営計画」は、当初の最終目標年度である12年度を待たずして一定の成果が得られたため、11年1月には、より一層厳しくなった経営環境のなか、配電部門の使命を果たすため競争時代・高齢化対策・環境問題への対応などを中心課題に置き、「第三次配電部門中期カジノ ブラックジャック運営計画」を繰り上げスタートさせた。計画は、ニュー配電55（ゴーゴー）チャレンジプランとして、「自信と誇りと情熱による行動で」「競争時代を勝ち抜く強靭な配電部門の構築をめざして」を掲げ、諸施策を展開した。
しかし、電力自由化を背景に急激に減少する中部電力からの委託工事量に対応し、15年度契約更改を見据え、全社の緊急構造改革の取り組みとして業務運営改革を見直し、14年度には「第四次配電部門中期業務運営計画」を策定し、「利益を生み出す体制」へとカジノ ブラックジャック展開を図った。
翌15年5月には、追加施策として「施工体制の見直し」「市場開発カジノ ブラックジャックにおける受注の拡大」などを掲げ、将来の電力完全自由化を見据え、配電カジノ ブラックジャックの効率化に向けた取り組みを徹底し、同年7月に「第四次配電部門中期カジノ ブラックジャック運営計画（追記版）」を策定し、さらにステップアップした取り組みを展開した。
基幹カジノ ブラックジャックの開発
平成8（1996）年度以降のシステム開発は、組織のスリム化と業務の効率化を図るため「仮送電機材点検管理システム」「業務連携支援システム」などを新規に開発し、「配資経システム」「配電カジノ ブラックジャックシステム」「配電資材システム」を再開発した。
元年から導入した仮送電工法は適用区域が拡大され、それまで手書き発行していた高圧配電線路仮送電適用カジノ ブラックジャック実施確認票の発行を機械化し、誰でも早く簡単・正確に作成できるよう、8年に仮送電機材点検管理システムを構築した。
10年4月に運用開始した中部電力の配資経システム再開発に、それまで当社が利用してきた配電カジノ ブラックジャックシステムでは対応できないため、業務効率化の観点から大幅なシステム再構築を実施し、中部電力から受領するデータを活用し、当社から協力会社への代金支払いまで行えるシステム開発を行った。
また、3年にスタートした配電資材受払カジノ ブラックジャックが、業務実態および施工形態の多様化に対応できなくなり、11年に入り、貯蔵品配給カジノ ブラックジャックとの連携を強化した効率的な配電資材カジノ ブラックジャックとして再構築した。
13年には、机上業務の効率化として技能資格管理、教育計画、協力会社管理、品質管理、災害復旧情報などを一元管理できる業務連携支援カジノ ブラックジャックを構築した。
災害への対応
東海豪雨復旧作業
カジノ ブラックジャック2（2000）年9月に発生した東海豪雨は、東海地方に大きな被害をもたらした。台風14号と秋雨前線の影響から、9月11日夕刻から翌未明にかけて、愛知県を中心に東海地方は記録的な豪雨に見舞われた。豪雨は1日の雨量が420ミリの観測史上まれにみる大雨で、電柱の折損や倒壊、傾斜など合わせて66本、高圧線の断線91カ所など配電設備に多大な損害を及ぼした。さらに浸水によって、約3万3,400戸が停電する非常事態となった。
雪害復旧作業
カジノ ブラックジャック3（2001）年1月に、26日から27日にかけて、長野県中南信地方を中心に記録的な大雪が襲った。雪や倒木によって配電設備は大きな被害を受け、電柱の倒壊や折損、傾斜など合わせて89本、電線の混断線は1,021カ所に上った。停電被害は約5万200戸に及び、東海豪雨時の被害を超える件数となった。
配電部門の復旧カジノ ブラックジャックは、1月26日から2月3日までの9日間、全社で延べ3,438人を動員し、昼夜を問わず行った。特に被害の大きかったのが飯田支店管内で、飯田測候所の観測史上最高となる平野部60㎝、山間部70㎝から1mを超える積雪となり、同管内の豪雪被害では最大のものとなった。電柱は60本以上、電線は414カ所に異常が発生した。復旧は平野部では2日間でほぼ回復したが、山間部では積雪や倒木の除去作業に手間取り、厳しい作業となった。
14年1月には岐阜県の中濃・西濃・飛騨、および長野県北部を記録的な豪雪が襲い、電柱倒壊や高圧線の断線などで停電が相次いだ。1月2日から5日、さらに8日から9日にかけ、同地域が大雪となり、雪や倒木によって、倒壊・折損・傾斜した電柱67本、混断線した電線1,302カ所、停電戸数約4万4,000戸の被害を受けた。岐阜支店管内では1月3日から、長野支店管内では同4日から復旧に向けた動員を始め、同13日の完全復旧まで11日間にわたって雪との闘いが続いた。この雪害復旧作業は過去に例を見ない被害規模となり、延べ5,500人の動員となった。
機動化・機械化への対応
作業の効率化を図るため平成12（2000）年4月に、配電作業用の環境対策車である「LPG（液化石油ガス）高所作業車」を導入した。11年9月に「環境基本方針」の宣言を行い、全社規模での環境マネジメントカジノ ブラックジャック（EMS）の構築に向けた取り組みを開始した。その一環としてISO14001認証取得を目指した名古屋支店瀬戸営業所へ同車両を導入した。
さらに12年4月、カジノ ブラックジャック作業のうち、電柱建柱の試掘作業で使用する小型吸引掘削車「エアーショベル」を開発し、名古屋支店大幸営業所に配備した。
小型吸引掘削車はホース（直径100㎜）を用いて土砂を直接吸引・掘削するもので、掘削排出土を40%削減でき、排出は付帯するダンプ機能で行えるため、大幅な作業の効率化を図ることができた。
施工体制の再構築
平成12（2000）年度の電力部分自由化以降、電力業界を取り巻く環境は厳しさを増し、将来の完全自由化を見据え、当社は配電業務改革（コストダウン策）を強力に推進してきたものの、現状打破ができず中部電力と協調した改革が急務となった。14年に「トーエネック施工体制再構築タスクフォース」を立ち上げ、カジノ ブラックジャック量の減少のもとでも施工コスト削減が実現可能な効率的かつ弾力的な施工体制の確立を目指し、「カジノ ブラックジャック請負契約再構築検討部会」の設置、中部電力の調達SCM（注）への参画、社内では「配電業務改革検討委員会」により利益を生み出す体制、低コスト構造の確立に向け、支店・営業所への聞き取り調査を始めとするさまざまな調査により得られた問題点に対し、151件の施策を策定し取り組んだ。
（注）SCM（Supply Chain Management）
供給連鎖管理。複数の企業間で構築する物流カジノ ブラックジャック。
市場開発の強化
住宅関連設備分野への進出
配電本部は新規市場の開拓・強化を目指し、平成14（2002）年4月から従来のオール電化製品（電気温水器、IHクッキングヒーター、太陽光発電カジノ ブラックジャックなど）、エコアイスミニに加えて、カジノ ブラックジャックキッチン、ユニットバスなど住宅設備関連機器の販売・施工の分野に進出した。
カジノ ブラックジャック用エコキュートの販売展開
カジノ ブラックジャック4（2002）年8月からは業務用自然冷媒（CO2）高効率給湯機の中部地区での販売を開始した。同製品は東京電力株式会社と西淀空調機株式会社との共同開発によって商品化されたもので、当社は「トーエネック業務用エコキュート」の名称で販売することとした。
2.カジノ ブラックジャック部門
概況
昭和63（1988）年に発足した電力本部は、カジノ ブラックジャック7年時点で業務部、送電部、発変電部、土木部、地中線部、電子通信部の6部制であった。発足時から10年までは最も多忙を極めた時期であった。
送・変電部門では、大規模電源線（浜岡幹線ほか）の新設、275kV名古屋市内導入に伴う大規模地下変電所である南武平町変電所の増強、松ヶ根変電所、名城変電所の新設、500V第2基幹系統（豊根幹線、三岐幹線、愛岐幹線、越美幹線およびこれらを連系する開閉所）などを施工した。
地中線部門では、昭和61年から開始されたカジノ ブラックジャック線地中化や南・西ルートからの名古屋市内275kVケーブル導入などを施工した。
それ以降は電力カジノ ブラックジャックの自由化、電力設備の建設から保守へとニーズが移行し、電力設備工事は激減していった。この厳しい状況に対処するため、組織・要員の縮小が急務となり、平成11年には総括グループ、工務部、地中線部、情報通信部の1グループ・3部体制に再編した。PFIカジノ ブラックジャック、フィルター洗浄、オンサイト電源、真空式下水道システム（注）、風力発電、土壌汚染浄化・水質浄化などの新規カジノ ブラックジャックに挑戦し、業容拡大に努めた。
その後、新規カジノ ブラックジャックのうちいくつかは13年に発足したエネルギーソリューションカジノ ブラックジャック部に引き継がれ、13年3月には株式会社フィルテックを設立し、フィルター洗浄カジノ ブラックジャックを立ち上げた。
また、地中線部門では台湾進出を目指し、営業要員を現地に常駐させ受注拡大に努めた。
13年には、国内の情報化社会の急進展に対応すべく、カジノ ブラックジャック本部の情報通信部を情報通信本部として独立させた。これによりカジノ ブラックジャック本部は総括グループ、工務部、地中線部の1グループ・2部体制となった。
（注）真空式下水道カジノ ブラックジャック
このカジノ ブラックジャックは、工場やビル、一般家庭などから排出される汚水を真空状態で強制的に吸引し、既設の下水道管または汚水処理施設へ収集・排出する。従来の自然流下式（重力式）に比べて、地中浅くに埋設でき、地中の高低差が不要な下水道カジノ ブラックジャックである。
電子通信部の発展
カジノ ブラックジャック7（1995）年、無線基地局機器を収容するシェルターを当社ブランドとして初めて株式会社ツーカーセルラー東海に納入した。
社内のマルチメディア対応組織として、関係部門要員を電子通信部内に集結し、一元的運営を図るため、カジノ ブラックジャック本部電子通信部に「マルチメディアグループ」を設置した。
8年、株式会社アステル中部の「PHS（Personal Handy-phone System）サービス」開始に伴い、伝送路整備工事およびCS（Cell Station：基地局）設置工事を実施した。翌9年には、カジノ ブラックジャックとして初の第二種電気通信事業に進出し、インターネット中部（i-chubu）事業を開始した。このインターネット接続（プロバイダー）事業を推進するに当たり、電力本部電子通信部に「通信事業グループ」を設置した。
10年、インターネット中部、通話録音装置、移動体通信関係の緊急保守受付体制（24時間365日）を構築するため、本店別館内に「コールセンター」を設置した。同年イントラネット構築サービスに参入し、「トーエネックソリューションセンター」を開設した。
12年は、TV放送のデジタル化の流れを見込み、映像制作および映像設備カジノ ブラックジャック分野へ進出した。
インターネット接続カジノ ブラックジャックの開始
平成9（1997）年、社内通信網を活用して、インターネット接続カジノ ブラックジャックに参入した。インターネット中部（i-chubu）として、愛知、岐阜、三重、静岡、長野の中部5県にある本店・支店の6拠点と、東京、大阪にアクセスポイントを設置し、9月からサービスを開始した。
情報通信本部の新設に伴い、13年にインターネット接続カジノ ブラックジャックは電力本部から同本部へ引き継がれた。その後15年、中部テレコミュニケ―ション株式会社にカジノ ブラックジャックを営業譲渡することとなり、同年11月末をもってインターネット接続カジノ ブラックジャックを終了した。
イントラネット構築サービスへの参入
平成10（1998）年12月、イントラネット構築サービスを開始した。中部地区の中小規模のカジノ ブラックジャック所を対象とした、パソコンシステムの販売、イントラネット構築、そのアフターケアを含む総合的なサービスである。アフターケアの組織として「トーエネックソリューションセンター」を新設し、サポート体制を整えた。プロバイダーカジノ ブラックジャック（i-chubu）で培ったノウハウを活用し、インターネット通信網を利用したトラブル対処、操作方法の相談などのサービスを提供した。
ヘルメット無線装置・非常無線警報装置の開発
カジノ ブラックジャック2（2000）年、「ヘルメット無線装置」「非常無線警報装置」を開発し、販売を始めた。
ヘルメット無線装置は、ヘルメットに無線機（子機）を内蔵し、中継機とセットで使用する。配電、送電線カジノ ブラックジャックの作業時、電柱や鉄塔上の作業者と監督者の連絡をスムーズかつ安全に行うことができる。作業者は、ハンズフリーで作業を中断することなく、5人までの相互通信が可能である。
非常無線警報装置「見張ってブルビー」は、危険作業時など危険区域に入ったことを作業者に警告する装置である。危険区域に設置したセンサーが人体を感知して、作業者が持つ受信機がブザー音と振動で知らせる仕組みである。
映像制作および映像設備カジノ ブラックジャック分野への進出
情報通信部では社内向けの各種PRビデオ制作を行ってきたが、その業務を拡大させ、平成12（2000）年6月から外部の映像制作業務および関連する映像設備カジノ ブラックジャックの受注を図ることとした。
中高性能フィルター洗浄カジノ ブラックジャックへの進出
平成13（2001）年4月、ホッコー株式会社と共同出資して、株式会社フィルテックを設立し、中高性能フィルター洗浄カジノ ブラックジャックに進出した。中部地区では初の本格的な洗浄カジノ ブラックジャックであった。新会社は本店別館の倉庫内に洗浄工場を設け、フィルターの超音波式自動洗浄システムを設置し、同年6月から本格操業を開始した。
なお、中高性能フィルター洗浄カジノ ブラックジャックは、社内ベンチャー制度適用の第1号カジノ ブラックジャックとなった。
3.カジノ ブラックジャック通信部門
概況
情報通信関連のカジノ ブラックジャックは国によるIT関連施策もあって、ある程度の伸展が期待できる分野であった。平成13（2001）年、その分野でのさらなる受注拡大を目指し、電力本部内にあった情報通信部を分離・独立させ、情報通信本部を設置した。同本部には総括グループ、ネットワークエンジニアリング部、ネットワークソリューション部を新設した。
14年、中部電力ひかりネット・カンパニーによるコミュファ光サービス（FTTH）開始に伴い、名古屋市内北部の宅内引込カジノ ブラックジャックを受注し、顧客第1号の引込カジノ ブラックジャックを行った。
携帯電話基地局カジノ ブラックジャックは、4年から受注・施工を始め、16年までに約1,600局の基地局を建設した。カジノ ブラックジャック概要は、置局とよばれる用地交渉・設計・施工・基地局エリアの最適化を行う測定・保守業務などであった。9年から送電グループと共同で基地局の鉄塔カジノ ブラックジャックも行った。また、建物内やトンネルなどの閉空間対策カジノ ブラックジャックや無線機の据付調整など、多様化するカジノ ブラックジャックに対応した。
16年には、ネットワークソリューション部とネットワークエンジニアリング部をネットワークエンジニアリング部に統合した。傘下5グループをインターネットプロバイダーカジノ ブラックジャックからの撤退により、通信カジノ ブラックジャックグループを廃止して4グループに再編し施工業務の効率化を図った。
主な技術開発
地中用長尺ケーブル延線機（引張っ太郎）の開発
カジノ ブラックジャック3（2001）年12月、通信ケーブルの延線作業をスムーズに行う装置として、「地中用長尺ケーブル延線機」を株式会社昭電と共同開発した。地中用ケーブル延線機のケーブル敷設部については、従来「架空用ケーブル延線機」（9年開発）を使用していたが、新たに開発した「ケーブル洗浄装置」「上・下部案内ローラー」「ケーブル拭き取り装置」「潤滑剤自動塗布装置」「余長処理装置」を装備した。14年12月に特許を取得した。
文字情報自動送出カジノ ブラックジャックの開発
平成14（2002）年6月、CATV向けの文字情報自動送出カジノ ブラックジャック「モジinfo」を開発した。同カジノ ブラックジャックはインターネット経由で、文字や写真情報をCATVの自主放送番組にロールスーパーで自動送出でき、地域密着の情報、自治体からの防災情報などを迅速に伝達できる。
なお翌15年3月、「モジinfo」を基に瀬戸市と「災害放送協定」を結んだケーブルテレビ局、グリーンケーブルテレビにこのカジノ ブラックジャックが初導入された。
遠隔監視カジノ ブラックジャックの開発
平成15（2003）年3月に遠隔監視カジノ ブラックジャックを開発した。このカジノ ブラックジャックは、各拠点を光ファイバーなどで接続して基地側から遠隔監視し、施設のセキュリティを強化するものであり、中部電力や自治体で導入された。
ケーブル増設の新工法開発
カジノ ブラックジャック5（2003）年10月に、市街地の通信ケーブル増設（一束化）に使用する新工法を開発した。これは、通線カバー装置を吊線に取り付け、地上作業員が人力で通線カバー装置を牽引することにより既設ケーブルハンガー内へ直に通信ケーブルを敷設する工法であった。
（引張っ太郎での作業）
4.営業部門
概況
カジノ ブラックジャック7（1995）年度当初は、景気回復の兆しとなったものの、急激な円高影響やバブル後遺症から依然脱却できず、受注低調から営業部門の収益が悪化した。このため、社長から達示「営業部門の緊急対策について」が8月9日付で通達され、全社展開した。この緊急対策には、第二次中期経営計画（TAP21）に関連する重要事項も織り込まれた。
9年度に入っても、建設業界は依然として低迷しているなか、消費税が3%から5%に引き上げられ、企業経営悪化の影響を受け、受注環境はさらに厳しくなった。そのため、TAP21の見直しが行われ、経営ビジョンの一つである総合設備企業を目指したカジノ ブラックジャック領域の拡大（リニューアル市場の受注拡大・コンサルタントカジノ ブラックジャック分野への進出など）を推進することとなり、営業部門もリニューアルセンターを開設し積極的に営業展開を図った。また、組織では、営業総本部を廃止し、営業本部内を統合再編した。特に品質保証体制強化のため品質保証部を設置し、ISO9001の認証取得を推進した。
10年度には収益の改善がみられたが、受注は依然として低調であった。その対策として翌年、名古屋本部を新設した。
12年度は景気回復の兆しがみられるようになったが、受注の改善は見られず、収益改善も果たせない状況であった。そのため14年は、緊急構造改革として固定費削減を図るため早期退職者の募集を実施し、営業部門も熟練技術者をはじめ多くの者が退職し、施工体制の再編が行われた。収支では、14年度以降企業収益改善で設備投資が増加し、部門の収支も改善が見られたものの、大型カジノ ブラックジャックのネガティブコストが発生し、大幅に収益が悪化した。
16年度には従前実践してきた緊急対策などの施策が効果を上げ、またビッグプロジェクト建設関連カジノ ブラックジャックの特需があり、収益は大幅に向上した。
営業・カジノ ブラックジャック情報のシステム化
平成7（1995）年10月に、営業情報カジノ ブラックジャックが初めて開発・運用され、顧客情報、営業活動情報などがタイムリーに確認できるようになり、営業担当をはじめ営業活動全般の支援に貢献した。13年10月に、営業情報カジノ ブラックジャックを再開発した。
15年10月には、カジノ ブラックジャック管理システムが運用開始となり、業務の効率化とカジノ ブラックジャック情報の管理化を図った。
名古屋本部の設置
名古屋地区における民間設備カジノ ブラックジャックの受注拡大に特化して取り組む「名古屋本部」を平成11（1999）年7月に新設した。営業本部には現業（営業部・カジノ ブラックジャック部）と総括部門が混在していたが、役割分担および責任を明確化するため、現業を名古屋本部として独立させ、営業本部は全社総括業務に特化した。また、営業本部に全社の営業業務を総括し、営業戦略の企画立案を担当する営業企画部を設置した。
お客さまサービス部の設置、「カスタマーセンター」「保安センター」運用開始
平成14（2002）年7月、名古屋本部内にお客さまサービス部を新設した。同年10月には、複数の部門にまたがって実施していたコールセンター業務、遠隔監視業務などのメンテナンスカジノ ブラックジャックを集約し、「カスタマーセンター」を設置した。また同月、高圧需要家向けの保安業務の新規カジノ ブラックジャック化を進める部署として「保安センター」を設置し、お客さまサービス部で、両センターを統括することとした。
「カスタマーセンター」は、お客さまの設備に対して、事故・障害の受付カジノ ブラックジャック、遠隔操作を行うとともに、事故・障害の履歴、点検記録などのデータ収集・保管・管理を24時間体制で行う。
「保安センター」は自家用電気工作物の保守管理カジノ ブラックジャックの受託、ならびに不測の事態に備え、緊急出動態勢の整備、復旧資機材の準備などを担っている。
新カジノ ブラックジャックの開始
個別ビル熱供給サービスカジノ ブラックジャックの開始
平成7（1995）年7月、個別ビル熱供給サービスカジノ ブラックジャックを開始した。同カジノ ブラックジャックはお客さまとの契約に基づいて、蓄熱式ヒートポンプを採用した熱源設備の設置から遠隔監視システムによる運転・保守管理までを当社が行い、お客さまの空調に必要な熱（冷温水）を供給し、設備の償却費、運転管理費などの諸経費のみを熱料金として受け取る仕組みである。
エコアイスリースカジノ ブラックジャックの開始
平成7（1995）年7月にエコアイスリースカジノ ブラックジャックを開始した。エコアイスは電力会社が推奨する空調機で、夜間電力で蓄熱槽に氷を蓄えて冷房のエネルギーとして使用するもの。エコアイスの導入で、夏場の電力使用ピークを低減できる。
ESCOカジノ ブラックジャックによる初契約
平成13（2001）年4月、E&Fグループを新設し（同年7月、組織は新規カジノ ブラックジャック推進室に移行）、ESCOカジノ ブラックジャックを展開した。
斎場会館整備運営カジノ ブラックジャック（PFI）の開始
平成16（2004）年6月、PFI案件である豊川宝飯衛生組合の斎場会館整備運営カジノ ブラックジャックを、代表企業として受注した。中部地区では初のPFI方式によるカジノ ブラックジャックとなった。同カジノ ブラックジャックでは既設施設の解体、撤去を行うとともに、斎場施設の設計、建設、運営、維持管理を行う。利用者サービスの向上に加えて、自治体が直接実施する場合に比べ、経費を約35%削減できるとの効果提案が評価され、受注獲得に至った。施設の稼働は18年4月から20年間で、カジノ ブラックジャック期間終了後は斎場施設および備品は組合へ無償で譲渡される。
名古屋銀行事務センターでのESCOカジノ ブラックジャックの開始
ESCOカジノ ブラックジャックの受注2件目として、株式会社名古屋銀行、株式会社名古屋リースとの3者によるカジノ ブラックジャックを平成16（2004）年4月から開始した。
ETC設備カジノ ブラックジャック
平成10（1998）年以降、次世代の交通情報インフラの軸となると期待されている高度道路情報システム（ITS）の関連カジノ ブラックジャックが各地で進んだ。中部地区ではITS機能を組み込んだ第二東名高速道路、第二名神高速道路などの建設カジノ ブラックジャックが着工され、当社も設備カジノ ブラックジャックに携わった。13年3月期には、ETC設備カジノ ブラックジャックの分野で初めて売り上げを計上した。
産業用空調設備カジノ ブラックジャックの業務提携
平成16（2004）年8月、産業用空調設備カジノ ブラックジャック分野での受注拡大につなげるため、富士電機システムズ株式会社と、その子会社である富士電機総設株式会社との間で、業務提携をした。
カジノ ブラックジャック提携の主な内容は次のとおりであった。
（1）中部地域の顧客を中心に、産業用空調設備カジノ ブラックジャックの共同営業・受注・施工
（2）産業用空調設備カジノ ブラックジャックに関する技術交流
（3）資材共同購入による効率的な調達
この提携によって、当社と富士電機総設が保有する経営資源、カジノ ブラックジャック基盤を相互に補完、強化することで、より一層のカジノ ブラックジャック拡大を目指した（21年に業務提携を解消）。
主な完成カジノ ブラックジャック
- テレコムセンタービル電気カジノ ブラックジャック
- 名古屋ドーム電気カジノ ブラックジャック
- 金山南ビル電気カジノ ブラックジャック
- JRセントラルタワーズ電気カジノ ブラックジャック
- 中部電力岐阜支店空調衛生カジノ ブラックジャック
- 六本木ヒルズ電気カジノ ブラックジャック
- シャープ三重亀山工場新築電気カジノ ブラックジャック
- 中部国際空港航空灯火設置カジノ ブラックジャック（電気）
- 日本国際博覧会会場施設建設（第一工区）電気カジノ ブラックジャック
（写真提供：中部国際空港セントレア）
5.商事部門
平成11（1999）年度に、新商事販売管理カジノ ブラックジャックの運用を開始し、本支店間のカジノ ブラックジャックをオンライン化した。
16年度は、商カジノ ブラックジャック務の合理化、配電工事の受注拡大策の一環として、家電販売業務を配電本部市場開発部へ移管した。