釜石港湾口地区向けケーソンの引き渡し
-2013年5月15日-
当社は、このたび、国土交通省から、日鉄トピーブリッジとのJVで受注いたしました、「ハイブリッドケーソン(※1)」2函をIHIの愛知工場(愛知県知多市)で建造完了し、4月23日(火)に引き渡しを終え、5月15日(水)に釜石港へ向け出渠しました。
今回引き渡しした「ハイブリッドケーソン」は、1函あたりの大きさは長さ50m、幅20.3m、高さ19.5m、コンクリートを含んだ総重量は約7,600tonです。
ケーソンとは、鉄筋コンクリート造や鋼製の函であり、沿岸域に設置、並べることで、防波堤や岸壁となる構造物です。今回受注したケーソンは、鋼板と鉄筋コンクリートの合成構造(ハイブリッド)となります。
IHIは、今までに、小田原ケーソン(漁港防波堤)、三崎ケーソン(漁港防波堤)、出島ケーソン(処分場護岸)などの納入実績があります。今後も防波堤や岸壁、護岸などにハイブリッドケーソンの採用は見込まれ、IHIグループとして取り組んでいきます。
IHIグループは、社会基盤、エネルギー基盤を支える企業として、これまでに蓄積してきた「ものづくり技術」で、一丸となって東北地方と日本の再興のために災害復興支援マカオ ブラックジャック ミニマムを推進していきます。
(※1)ハイブリッドケーソン:鋼板と鉄筋コンクリートからなる合成構造で高強度、高耐久が実現できます。また、長大化が可能で、工場で製作できるのでケーソン製作の工程短縮に利点があります。
ハイブリッドケーソン写真