IHIの電動ターボチャージャー(Electric Turbocharger 以下「ETC」)は、FCVに搭載される燃料電池システムにおいて、重要な要素である酸素(圧縮空気)の供給を担っている。IHIは、FCV、定置式向けを含め、ネット ブラックジャック空気過給機を約20年前から開発し、製品化を重ねてきた。2018年には、業界に先駆けて、ネット ブラックジャックとしては初となるタービンを搭載したETCを製品化し、Mercedes Benz GLC F-CELLに搭載された。