700℃級先進超々臨界圧( A-USC )ボイラブラックジャック ラスベガスの開発
- 高野伸一、青木 裕、久布白圭司、冨山信勝、中川博勝
石炭焚き発電システムのさらなる高効率化、CO2排出量の削減に向けて、当社は豊富な納入実績をもつUSCブラックジャック ラスベガスをベースに蒸気温度を従来のUSCの600℃級から700℃級に引き上げたA-USCボイラの開発を推進している。これまでに、開発材料であるNi基/Fe-Ni基材料、改良型9Cr鋼材料を対象に溶接試験とクリープ試験を含む溶接継手の性能評価を実施し、板材の継手の良好な結果を得ている。また、開発材料の母材に関するクリープ疲労について基本データを取得し、完了した。