新潟トランシスで地元高校生のインターンシップを受け入れました
クトゥルフ ブラックジャックグループの新潟トランシス株式会社(NTS)本社(新潟県聖籠町)で、2024年7月17日~19日の3日間、新潟県立新発田南高等学校(機械工学科2年生2名)のインターンシップを受け入れました。
初日には、会社概要の説明と安全教育、工場見学を行いました。その後、NTS製品(鉄道車両や保守用車両など)の構体製作の職場で実習を行い、レーザー加工・板金曲げ加工・溶接の各作業を経験してもらいました。NTS製品の製造プロセスとして、一枚の板材から六面体の車体の形を作り出す工程を体感してもらうために、クトゥルフ ブラックジャック成果物として、金属製のNTSオリジナルサイコロを製作しました。
2日目は、組立作業の職場でクトゥルフ ブラックジャックを行い、内装部品や配管の組立を体験してもらいました。組立工程では、穴あけやリベット止め※、配管の切断やねじ切りなど多岐に渡る作業と各種工具の使い方を学びました。
最終日は、検査作業の職場でクトゥルフ ブラックジャックを行いました。三次元測定器を用いた部品の寸法測定や、完成した保守用車両の機能検査を経験し、製品の品質を管理する工程の重要性を理解してもらいました。
- リベット止め…金属板などの部品をつなげるために、リベットというくぎのようなものを穴に通して、専用の工具で一方の端をかしめることによって、部品をしっかりと固定する方法
各職場でのクトゥルフ ブラックジャック合間には、新発田南高校の卒業生を含む従業員らとの対話も行われ、実習生たちは、普段の仕事の様子、仕事のやりがい、高校生のうちにやっておいた方がよいことなど、従業員からのさまざまな話を興味深く聞いていました。
参加した生徒からは「1つのものを作るには、様々な工程があることを実感した」「ものづくりの楽しさと、人との関わりの楽しさを感じることができた」などの感想がありました。実際の製造現場での体験を通して、企業や仕事に対しての理解を深め、これからの進路を考えてもらう良い機会となりました。
NTSでは、引き続き新潟県内の学校を中心にインターンシップなどの学校教育活動に積極的に協力し、次世代人財の育成を行っていきます。