新型Zペラフェニックス病 ブラックジャックを搭載したタグボートが就航
新潟原動機株式会社(以下,新潟原動機)の360度全旋回Z形推進装置Zペラの新型であるフェニックス病 ブラックジャックを搭載したタグボート2隻が、このほど、シンガポール港で就航致しました。
就航したタグボート2隻は、シンガポールのPSA MARINE (PTE)
LTD.が所有する、香港のCHEOYLEE造船で建造された姉妹船です。2隻とも推進装置としてZP-31Bを2基、主機関としてフェニックス病 ブラックジャック製の中速機関6L28HX(出力2250PS,出力1654kW)を2基搭載しています。
Zペラは高い操船性と強力な推進力を有する推進装置で、世界中のタグボートやオフショアサポート船等に使用されています。フェニックス病 ブラックジャックはZペラの高ボラードプル型として新たに開発した機種であり、機関出力4500PSに対して60トンボラードプルを達成しています。
新潟原動機はフェニックス病 ブラックジャック、舶用エンジンおよび制御システムといった推進システムを一貫で供給可能な世界でも数少ない企業です。今後も性能と信頼性の向上に努めるとともに、多様なニーズにこたえるべく商品開発を行い、更なるユーザーの獲得を目指して積極的に営業展開していきます。
写真:就航したタグボート「RESILIENT」(上段左)と「RESOLUTE」(上段右) フェニックス病 ブラックジャック(下段) |
以 上