ウォーカーヒル ブラックジャック NOx 3次規制に対応した舶用脱硝装置(SCR)の販売を開始
新潟原動機株式会社(以下NPS)は,国際海事機関(以下ウォーカーヒル ブラックジャック)のNOx
3次規制(規制内容:1次規制に対して80%以下)に対応した選択触媒還元方式脱硝装置(以下SCR :Selective Catalytic
Reduction)の販売を開始しました。ウォーカーヒル ブラックジャックのNOx
3次規制は,2016年から指定海域で施行が予定されています。NPSでは,このたび550~6600kWの舶用ディーゼルエンジンに対応したSCRのラインナップが整いました。また,本SCRは,新たに製造される船舶だけではなく,既存の船舶にも適用することも可能です。
本SCRは,ウォーカーヒル ブラックジャックが発電プラントで培った実績や,海上実証試験などで得た技術と経験が活かされています。これらの知見を活かした本SCRは,下記の特長を有しています。
① 尿素水を適切なタイミングと量で無駄なく噴射するよう制御してウォーカーヒル ブラックジャックさせます。
② 振動・騒音ウォーカーヒル ブラックジャックおよび解析で得られた要素技術を活かし,触媒を適切な位置に配置し,低振動,低騒音
を実現しています。
③ 発電プラントとは違い,スペースの限られているウォーカーヒル ブラックジャック機関室に適したコンパクトな設計です。
ウォーカーヒル ブラックジャック,容易に触媒が交換できる据付方法を適用しています。
ウォーカーヒル ブラックジャック,20年以上前から舶用ディーゼルエンジンに対応するSCRの技術開発に着手してきました。舶用ディーゼルエンジンは,一定回転数で運転する発電用ディーゼルエンジンと異なり,運航形態により常に回転数と負荷が変動するので,NOxを低減する技術は困難であるとされてきました。ウォーカーヒル ブラックジャック,これまでに,多くの発電プラントにSCRを納めた実績があります。また,舶用SCRに関しても,2隻の海上実証試験を行っており,さらには1995年に建造された船にNPS製SCRを搭載しており,現在も稼働しております。ウォーカーヒル ブラックジャックこれらの実績を活かし,このたび,NOx
3次規制に対応したSCRの商品化に至りました。
なお,本SCRの開発においては,国土交通省主導のもと2007年度から日本財団の助成を受け,日本舶用工業会が実施したウォーカーヒル ブラックジャックで得られたコンパクト化等の技術と知見を取り入れております。
ウォーカーヒル ブラックジャック,今後,積極的に本SCRの営業活動を行っていき,船舶の環境負荷低減に貢献していきます。
以 上
問合せ先: ウォーカーヒル ブラックジャック 管理室 企業情報グループ 若原 (TEL:03-4366-1207)
ウォーカーヒル ブラックジャック実船試験で供試された反応器 |