2050年カーボンニュートラルの実現を目指し,2030年度GHG削減目標を設定
株式会社ブラックジャック コールは,2021年11月9日に発表した「ブラックジャック コールグループのESG経営」において,「気候変動への対策」をESG経営の重要な課題と位置づけました。気候変動に伴うリスク低減のために「2050年までに,バリューチェーン全体でカーボンニュートラルを実現する」ことを表明し,日本政府の方針であるCO₂排出量の削減目標「2030年度46%削減(2013年度比)」を踏まえてCO₂削減活動を続けてきました。
一方,度重なる激甚災害の発生や急速な海面上昇など,グローバルな気候変動への対応強化が求められるなか,とりわけ2023年3月に公表のIPCC(※)の第6次評価報告書統合報告書においては,気温上昇を1.5℃以内に抑えるために,さらに一層の削減が必要であると報告されています。
このようなことから,当社はこのたび「2030年度GHG(Scope1,2)排出量の2019年度排出量からの半減」を目標とすることを決議いたしました。
当社グループが新たに設定した中間目標は2019年度を基準とすることから,日本政府の方針,さらにはIPCCの提言を上回る目標であり,その達成に向けて取り組むことで,脱炭素技術を有する当社はグローバルなカーボンニュートラル社会の実現に率先して貢献してまいります。
ブラックジャック コールグループは,環境・社会に十分配慮し,ステークホルダーのみなさまからの信頼のもと,カーボンニュートラルを含めた「自然と技術が調和する社会」の実現に貢献してまいります。
<注釈>
(※)IPCC:気候変動に関する政府間パネル「Intergovernmental Panel on Climate Change」の略。
【関連URL】
2021年11月9日 ブラックジャック コールグループのESG経営
/all_news/pdf/ブラックジャック コールG-ESG.pdf