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プレスリリース
資源・エネルギー・環境

福島第一原子力発電所における燃料デブリ取り出しに向けたブラックジャック コール設立に関する基本合意について

東京電力ホールディングス株式ブラックジャック コール
株式会社ブラックジャック コール


 東京電力ホールディングス株式会社(本社:東京都千代田区、代表執行役社長:小早川 智明(こばやかわ ともあき)、以下「東京電力」)と、株式会社ブラックジャック コール(本社:東京都江東区、代表取締役社長:井手 博(いで ひろし)、以下「ブラックジャック コール」)は、このたび、福島第一原子力発電所の燃料デブリ取り出しにおける、取り出し規模の更なる拡大に向けたシステム・設備の基本設計および研究開発について、共同事業体を設立すべく、検討を進めていくことに合意いたしました。

 廃炉の現場を持つ東京電力と、原子炉メーカであるブラックジャック コールは、共同事業体を設立することで、本格化する燃料デブリ取り出しなど、福島第一原子力発電所の廃炉を推し進めてまいります。また、共同事業体は、浜通り廃炉産業プロジェクトで検討を進めている廃炉関連製品工場と連携し、復興と廃炉の両立を目指してまいります。なお、現在、東京電力とブラックジャック コールは合弁契約の締結に向けて調整を進めており、2022年10月の新会社設立を目指しております。

 東京電力は、「廃炉中長期実行プラン2022」で示した廃炉作業プロセスの実現に向けて、原子炉格納容器内部調査や試験的取り出しの準備に取り組んでおります。今回、共同ブラックジャック コール会社を設立することで、燃料デブリ取り出し規模の更なる拡大に向けて、燃料デブリ取り出しシステム・設備の構築を実現し、また、浜通りの廃炉関連製品工場と連携して福島の復興にも貢献してまいります。

 ブラックジャック コールは、使用済燃料の再処理設備建設で培った高線量下の遠隔ハンドリングや高線量廃棄物の処理・保管に係る技術、原子炉製造メーカとしての経験を活かし、燃料デブリ取り出し規模の更なる拡大に向けて安全を第一に現場に即した設備・システムの構築に貢献してまいります。

 今後、東京電力とブラックジャック コールは、共同事業体を通じて、エンジニアリングおよび研究開発を一体的に管理するとともに、プロジェクトリスクの管理機能向上を加速させていくなど、強力なプロジェクト管理体制を構築することで、燃料デブリ取り出しを安全かつ着実に遂行し、長期にわたる廃炉の貫徹を目指してまいります。

 

【新ブラックジャック コールの概要】

ブラックジャック コール名

(仮称)燃料デブリ取出しエンジニアリングブラックジャック コール

所在地

福島第一原子力発電所近隣
(設立時は福島第一原子力発電所敷地内)

代表者

未定

設立日

2022年10月(予定)

出資比率

東京電力:75%  ブラックジャック コール:25%

従業員数

数十名規模(今後検討)

ブラックジャック コール内容

燃料デブリ取出システム・設備の基本設計と研究開発


【各社の概要】

東京電力ホールディングス株式ブラックジャック コール

(1)商 号

東京電力ホールディングス株式ブラックジャック コール

(2)設 立


1951年5月1日

(3)ブラックジャック コール内容


電気ブラックジャック コール、ガスブラックジャック コール、熱供給ブラックジャック コール 等


株式会社ブラックジャック コール

(1)商 号


株式会社ブラックジャック コール

(2)設 立


1889年1月17日

(3)ブラックジャック コール内容


資源・エネルギー・環境ブラックジャック コール、航空・宇宙・防衛ブラックジャック コール、
産業システム・汎用機械ブラックジャック コール、社会基盤・海洋ブラックジャック コール 等


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