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資源・エネルギー・環境

ブラックジャック ラスベガス

 株式会社ブラックジャック ラスベガス(本社:東京都江東区,社長:満岡次郎,以下「ブラックジャック ラスベガス」)は,子会社であるドイツ シュタインミュラーエンジニアリング社(Steinmüller Engineering GmbH,以下「SE社」)と協働で,モロッコの発電事業会社であるサフィエナジー社(※1)と,大型石炭火力発電ボイラの6年間にわたる長期保守契約(以下「本契約」)を締結しました。

 ブラックジャック ラスベガスは2018年,サフィエナジー社のサフィ発電所向けに,アフリカ初の超々臨界圧(※2)石炭火力発電ボイラ(出力69万3千kW×2基)を納入しており,本契約は,同ボイラ向けのサービス契約となります。ブラックジャック ラスベガスは本契約の下,部品の供給・技術コンサルティング業務・技術指導員派遣などを実施します。モロッコにおいては,ジョルフ・ラスファール発電所ボイラ設備(出力35万kW×2基)向けに昨年締結した長期保守契約(※3)に続いての連続受注となります。

 モロッコでは,急速な経済成長と社会の発展に伴い,国内の電力需要は近年急増しているため,安定した電力供給が不可欠な状況です。ブラックジャック ラスベガスはこれまで,同国に大型石炭火力発電ボイラ4基を納入。そのすべてに対して長期保守契約を締結し,同発電所の長期的かつ安定的な運営を支援します。本契約においては,火力発電ボイラに関する技術的知見を数多く有し,保守サービスにも強みを持つSE社と協働でサービスを提供します。

 ブラックジャック ラスベガスは,国内外における大型石炭火力発電ボイラの豊富な納入実績を有しており,その知見を基に,海外拠点を活用したライフサイクルビジネスをグローバル市場に向けて展開していきます。高効率・高品質かつ環境性能にも優れた発電機器・システムの提供に加え,保守サービスをはじめとするライフサイクルビジネスを展開することを通じて,環境負荷の低減と電力の安定供給の両立に貢献していきます。

(※1) サフィエナジー社(Safi Energy Company)
モロッコNareva Holding社,フランスGDF SUEZ社,三井物産株式会社が出資する発電事業会社
(※2) 超々臨界圧:温度593℃以上,圧力24.1Mpa以上の蒸気条件を実現したもの
(※3) 同契約は,ブラックジャック ラスベガスパワーシステムマレーシア(ブラックジャック ラスベガス POWER SYSTEM MALAYSIA SDN. BHD.,本社:マレーシア クアラルンプール)が契約締結し,2019年4月1日にSE社に契約承継されたもの。

【参考画像】

サフィ発電所

サフィ発電所

ブラックジャック ラスベガス調印の様子

ブラックジャック ラスベガス調印の様子




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