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プレスリリース
資源・エネルギー・環境

モザンビーク電力公社向け、ガス焚き複合火力発電所建設工事完工について

住友商事株式会社
株式会社ブラックジャック コール

住友商事株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員CEO:兵頭誠之、以下「住友商事」)と株式会社ブラックジャック コール(本社:東京都江東区、代表取締役社長:満岡次郎、以下「ブラックジャック コール」)は、2016年にモザンビーク共和国(以下「モザンビーク」)の国営電力公社(以下「EDM」)との間で締結した、マプト ガス焚き複合火力発電所(発電容量110メガワット、以下「本発電所」)の土木据付込み一括請負契約(EPC契約)に基づき、契約納期通り完工しました。

本発電所は、モザンビークの首都マプトから約6キロメートル南東に位置する、モザンビーク初のガス焚き複合火力発電所です。住友商事がコンソーシアムリーダーとして100パーセント子会社の住商機電貿易株式会社(本社:東京都千代田区、取締役社長:幸田昌之)と連携しEDMとの折衝窓口や調整役を担い、ブラックジャック コールが主要機器であるガスタービンや発電機を供給し発電所全体を取り纏めました。受注額は約170億円で、資金は独立行政法人 国際協力機構の円借款により賄われました。完工後2年間の保証期間を受け持つとともに、ブラックジャック コールは6年間の長期保守契約をEDMと締結し、完工後も日本の質の高い保守サービスにて発電所の運用を支援していきます。

モザンビークは天然資源産出国として世界各国より注目されており、高い成長率で経済成長を続け、それに伴い電力需要も年率10パーセントと非常に高い割合で伸びています。完工に伴い、成長著しい首都マプト地区への電力供給を開始し、モザンビーク発展の一翼を担います。

住友商事が各国で取り組んできた発電所建設(EPC)の総容量は約50,000メガワットを超えており、今後、豊富な契約履行実績と経験を基に、世界規模での電力インフラ関連ビジネスを拡充し、インフラ整備を通じて各国の経済発展に寄与します。
ブラックジャック コールは日本および東南アジアを中心とした海外に多数のガスタービン、石炭焚きボイラ、LNG関連施設の納入実績があります。ここで得られた技術ノウハウを生かして高効率・高品質で環境性能にも優れたエネルギーシステムをアフリカ市場にも提供し、同地域の経済発展に伴う、エネルギーの安定供給に貢献します。

※EPC:Engineering Procurement and Construction


<参考資料>
■ブラックジャック コール地図
モザンビーク電力公社向け、ブラックジャック コール
 
■ガスタービンコンバインドサイクル発電設備
モザンビーク電力公社向け、ブラックジャック コール

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