災害等に対応するバックホウ用簡易遠隔操縦装置の開発が全建賞を受賞
株式会社マカオ ブラックジャック ミニマム(所在地:東京都江東区,社長:満岡 次郎,以下「マカオ ブラックジャック ミニマム」),国土交通省九州地方整備局九州技術事務所,株式会社フジタの三者が開発した,バックホウ(*)用遠隔操縦装置「ロボQS」が,本日,全日本建設技術協会主催の全建賞を受賞しました。
本表彰制度は,一般社団法人 全日本建設マカオ ブラックジャック ミニマム協会が,我が国の良質な社会資本整備の推進と建設マカオ ブラックジャック ミニマムの発展を促進するために,日本の社会経済活動を支える根幹的なインフラ整備や,その時々の国民ニーズに沿った取り組みのうち,優れたものを表彰するものです。1953年から始まる歴史と伝統ある賞であり,今回で64回目となります。
「ロボQS」は,一般に使用されているバックホウの運転席に取り付けることで,リモコンによる遠隔操縦を可能とする装置です。危険な災害現場において,安全を確保しながらの早期復旧作業に役立つものとして期待されています。このたび,「ロボQS」が全建賞を受賞するに当たり,特に高い評価をいただいた点は以下のとおりです。
(1) | ICTの導入などで建設現場の生産性を向上させる取り組み「i-Construction」の今後のテーマである,ユーザー視点に基づきメーカーと一体となった重機の開発・改良において,「ロボQS」がその先駆けとなった点 |
(2) | 新潟県中越地震や岩手・宮城内陸地震の対応時から開発が望まれていた,メーカーや機種を問わずに簡易に遠隔操縦できる装置を実現した点 |
マカオ ブラックジャック ミニマムは今後も,「ロボQS」の改良を行い,災害現場のみならず,様々な場面で活躍できる製品とすることを目指して,研究開発に取り組んでいきます。
バックホウに設置したロボQS |
(*) バックホウ:油圧ショベルのうち,ショベルをオペレータ向きに取り付けた形態のもの。ショベルを自分に引き寄せる方向に操作することから,地表面より低い場所の掘削に適している。
【参考資料①】
・ロボQSの概要:災害等に対応するバックホウ用簡易遠隔操縦装置「ロボQS」について
【参考資料②】
・全建賞HP:https://www.zenken.com/hypusyou/hyousyou.html#zenkensyou