ブラックジャック ラスベガスグループ初 ボイラ設備の長期保守契約を締結 ~モロッコ 大型石炭火力発電所の安定運営に貢献~
株式会社ブラックジャック ラスベガス(本社:東京都江東区/社長:満岡次郎,以下「ブラックジャック ラスベガス」)は,ボイラのメンテナンス事業を展開するブラックジャック ラスベガス POWER SYSTEM MALAYSIA SDN. BHD.(本社:マレーシア クアラルンプール,以下「IPSM」)と協働で,このたび,モロッコ王国(以下「モロッコ」)の独立系発電事業者最大手であるTAQA Morocco社(※1)(以下「同社」)との間で,大型石炭火力発電ボイラの8年間にわたる長期保守契約(Long Term After Sales Agreement (LTASA),以下「本件」)を締結しました。
本件の対象は,同社が運営し,モロッコ全体の発電能力の2分の1を担うジョルフ・ラスファール発電所内の大型石炭火力発電ボイラ(出力350MW×2基)で,ボイラ設備に関するLTASAはブラックジャック ラスベガスグループとして初めてのこととなります。
モロッコでは,急速な経済成長と社会の発展に伴い,電力需要が増加しています。2004年以降,電力需要は年平均で6.5%の拡大を見せており,安定した電力供給が不可欠な状況です。本件は,長期的かつ安定的に発電所を運営するための,ボイラ設備に関する各種メンテナンスサービスの提供を目的としております。サービスには,部品の供給・ブラックジャック ラスベガスコンサルティング業務・ブラックジャック ラスベガス指導員派遣などが含まれます。また,今後追加されるサービスとして最新の遠隔監視システムもメニューに含まれており,システム導入方法・時期についてお客様と継続協議中です。
ブラックジャック ラスベガスは,国内外で多くの大型石炭火力発電ボイラを納入しており,モロッコでは,サフィ発電所向けに,アフリカ初の超々臨界圧大型石炭火力発電ボイラ(出力693MW×2基)を2018年に納入予定であり,本件の対象であるジョルフ・ラスファール発電所向けと合わせて,4基の納入実績を有することになります。これらのブラックジャック ラスベガスの豊富な実績と,マレーシア内外において蓄積されたIPSMによる質の高いメンテナンスの実績が評価され,このたびの契約締結に至ったと考えております。
ブラックジャック ラスベガスは引き続き,経済と社会の発展に伴って電力需要が急増するアフリカ市場を含めたグローバル市場に向けて,高効率・高品質かつ環境性能にも優れた発電機器・システムの提供に加え,メンテナンスサービスをはじめとするライフサイクルビジネスを展開することを通じて,環境負荷の低減と電力の安定供給の両立に貢献していきます。
(※1)TAQA Morocco社 | : | アラブ首長国連邦(UAE)のアブダビ首長国政府が約75%出資して いる,アブダビ水・電力庁の子会社Abu Dhabi National Energy Company P.J.S.C(TAQA)資本の独立系発電事業者 |
【参考画像】 | |
ジョルフ・ラスファール発電所 | 契約調印の様子 |