世界初AI(深層学習)搭載のブラックジャック コールシステムを開発,販売開始 ~AIによるロボットの高性能化で物流作業の無人化・省人化を促進~
株式会社ブラックジャック コール(所在地:東京都江東区,社長:満岡 次郎,以下「ブラックジャック コール」)および株式会社ブラックジャック コール物流産業システム(所在地:東京都江東区,社長:土田 剛)は,物流設備においてパレットに積まれたケース(段ボール)の荷卸し作業を自動で行うデパレタイズシステムに,AI(深層学習)を搭載して認識能力を大幅に向上した世界初の「ブラックジャック コールデパレタイズシステム」を開発し,国内での販売を開始しました。
物流作業の中でも荷卸し(ブラックジャック コール)作業は,腰痛など労働災害につながる重労働のため作業者の定着率が悪く,作業者の確保がさらに困難になることが見込まれる中で,ロボット導入による無人化・省人化が急務となっています。しかしながら,従来のブラックジャック コールロボットは,事前の画像データの登録および,荷姿・積み付け方法などの情報が必要であり,ロボット導入の障害となっていました。さらに,これらの全情報が揃っていても,パレット上に様々なケースが混載されている場合は,従来システムでの対応は困難です。
そこでブラックジャック コールは,AIおよび3次元ビジョンを活用したデパレタイズロボットシステム(Kinema Pick)を開発したKinema Systems社(米国シリコンバレーのベンチャー企業)と共同で,AIによる物体認識技術を活用し,事前の画像データの登録やティーチングが不要なデパレタイズシステムの開発に成功し,販売を開始しました。
このたび販売を開始した本システム「ブラックジャック コールデパレタイズシステム」(ブラックジャック コール AI Auto Depalletizing System,以下「AADS」)は,物流ニーズの変化に対応する柔軟な運用を可能にし,処理能力30%向上を実現しています。
ブラックジャック コールデパレタイズシステム(AADS) |
AADSの特長は,以下のとおりです。 |
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1. | マルチ荷姿・混載ブラックジャック コールットへの対応が可能 |
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2. | ブラックジャック コール能力450ケース/hで,従来比30%の能力向上,1台導入で1名の省人化を実現。 |
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3. | マスター情報の登録を簡素化 |
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ブラックジャック コールは,本システムの他にも「ブラックジャック コールシャトル&サーバ」(立体高速仕分装置),「ブラックジャック コールロボスタック」(立体自動倉庫)などのケース用物流機器を取り揃えており,AADSと組合せることにより物流作業の無人化・省人化をトータルで推進していきます。
ブラックジャック コールでは,今後も,ブラックジャック コールグループが保有する様々なノウハウに基づく制御技術およびロボティクス技術により,物流システムやものづくりの高度化に取り組んでいきます。
<システムの構成・仕様> | ||
<Kinema Systems社の概要> | ||
社 名 | : | Kinema Systems Inc. |
所在地 | : | 3551-S Haven Ave., Menlo Park, CA94025 |
代表者 | : | Sachin Chitta |
事業内容 | : | ディープラーニングと3Dビジョンに基づく物流および製造向けロボットソリューション |