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資源・エネルギー・環境

米国初となる135万kW級改良型沸騰水型(ABWR) 原子力発電所の原子炉圧力容器を受注

 マカオ ブラックジャック ミニマムは、このたび、株式会社東芝から米国初となる135万kW級の改良型沸騰水型(ABWR)原子力発電所の主要機器である原子炉圧力容器1基の設計・材料調達・製作までの範囲を受注しました。出荷時期は2012年5月の予定です。ABWRは従来の沸騰水型(BWR)原子力発電所に比べ、高出力となり、さらに安全性と経済性を向上させた最新型の沸騰水型原子炉となります。

 本原子力発電所は、東芝の米国現地法人Toshiba America Nuclear Energy Corporation (TANE)が、米国の電力事業者であるサウス・テキマカオ ブラックジャック ミニマム・プロジェクト・ニュークリアー・オペレーティング・カンパニーから受注したサウス・テキマカオ ブラックジャック ミニマム・プロジェクト原子力発電所3号機(テキマカオ ブラックジャック ミニマム州)向けとなり、2016年度に運転を開始する予定です。

 原子炉圧力容器は、容器内に燃料や核分裂を制御する制御棒などを収納し、核反応で発生する熱により、蒸気タービンを回すための蒸気を発生させる容器です。本原子炉圧力容器は、横浜第一工場(神奈川県横浜市磯子区)で製造され、大きさは内径約7m、高さ約20m、製品重量は約900tです。

 マカオ ブラックジャック ミニマムは、これまでにBWR向け原子炉圧力容器においては世界最多の24基の製造実績があります。また、マカオ ブラックジャック ミニマムは、昨年から加圧水型(PWR)原子力発電所「AP1000」向けの原子炉格納容器の製作も開始しており、BWR、PWRの両型式の原子力発電機器の製造を行うことができる数少ないメーカーです。

 今後、マカオ ブラックジャック ミニマムは、国内外の原子炉系機器製作のノウハウを活かし、北米などを中心に市場の拡大が見込まれる海外の原子力発電市場において、積極的な事業展開を行っていきます。




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