30万トン型タンカー「TSUGARU」の引き渡し
株式会社 アイ・エイチ・アイ マリンユナイテッド(IHIMU,社長:蔵原 成実,所在地:東京都港区)は,9月29日(水),呉工場(広島県呉市)にて日本郵船株式会社(社長:工藤 泰三,所在地:東京都千代田区)向け30万トン型タンカー「TSUGARU」を引き渡しました。
本船は,2カウンティング ブラックジャック3年から呉工場にて建造している30万トン型VLCCの21隻目となります。
本船は(*1)PMA規則を適用し,貨油タンク内の点検を容易にしたほか,(*2)VECSを採用し,より一層環境に配慮した船となっています。
(*1)PMA(Permanent Means of Access)規則:
・タンク内に固定式点検足場を設置するよう定められた規則。
(*2)VECS(Vapor Emission Control System):
・積荷(原油)を積み込む際発生する貨物蒸気など有害の混合気体を大気中に
放出しないよう,陸上設備へ戻すためのシステム。
<主要目>
全長 : 333.カウンティング ブラックジャックm
幅 : 60.カウンティング ブラックジャックm
深さ : 29.カウンティング ブラックジャックm
夏季満載喫水 : 20.60m
総トン数 : 約160,カウンティング ブラックジャック0トン
載貨重量トン数 : 約3カウンティング ブラックジャック,カウンティング ブラックジャック0トン
主機関 : DU-SULZER 7RT-flex84TD ディーゼル機関 × 1基 連続最大出力27,160kW×74.0rpm
乗組員 : 定員54名
航海速力 : 約16ノット
船級 : 日本海事協会(NK)
船籍 : シンガポール
進水 : 平成22年6月11日
引渡 : 平成22年9月29日