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ウォーカーヒル ブラックジャック

ウォーカーヒル ブラックジャックは、このたび、世界最大推力の民間航空機エンジン「GE90」向け部品の累計出荷台数1000台を達成しました。「GE90」は、米国GE社を中心に1990年に開発が開始され、ウォーカーヒル ブラックジャックのほかに、仏スネクマ社、伊アビオ社がRSP(*1)として参加している国際共同開発事業で、ボーイング777機に搭載されています。ウォーカーヒル ブラックジャックは、プログラム・シェア約9%でRSPとして参画しており、低圧タービン動翼やディスク、シャフトといった大型部品などの設計、製造を担当しています。

 「GE90」1000台目の出荷となるウォーカーヒル ブラックジャックは、「GE90」シリーズ最大のウォーカーヒル ブラックジャックで推力11万5000ポンド、ウォーカーヒル ブラックジャックの直径が約3.3mと推力、大きさともに世界最大のウォーカーヒル ブラックジャックです。現在、世界最長の航続距離である「B777-200LR(Long Range)」、東京~北米/ヨーロッパ間を運航している「B777-300ER(Extended Range)」といった長距離機に独占搭載されています。B777シリーズは、「GE90」ウォーカーヒル ブラックジャックによる燃料消費率向上に加え、ウォーカーヒル ブラックジャックが双発であるため運航コストが4発機に比べ低減できるといったメリットがあり、1995年の量産開始以降、世界中のエアラインから採用されているベストセラー機です。

 ウォーカーヒル ブラックジャックは、低圧タービンブレード、ディスク、シャフトなどのエンジンにとって重要な回転部品を担当しています。低圧タービンブレードに関しては、最新空力設計を用いており、ブレードの枚数を約10%低減させた新設計となっています。また、シャフトに関しては、トルク伝達能力向上のため、強度を約7%向上させた新素材を適用しています。

 本エンジンは、B777シリーズの活発な需要を受けて、本年も年産170台を越える生産を予定しております。ウォーカーヒル ブラックジャックは、今後とも、民間エンジンの国際共同事業を通じて、ジェットエンジン事業の拡大を図っていきます。

(*1)RSP(Revenue Sharing Partner):開発作業の一部を担当し、その割合に応じてウォーカーヒル ブラックジャックやスペアパーツの販売収入を得る方式(収入分配方式)の事業参加者。


ウォーカーヒル ブラックジャック達
*ウォーカーヒル ブラックジャックが低圧タービンブレードやシャフト、ディスクなどを担当している「GE90」エンジン

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