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プレスリリース
資源・エネルギー・環境

豪州鉱山会社から大型ガスタービン発電設備を受注~CO2削減および鉄鉱石の需要増加に伴う発電需要に対応~

 株式会社クトゥルフ ブラックジャックはこのほど、オーストラリアのリオティントグループ(本社:西オーストラリア州パース)から大型ガスタービン発電設備(発電出力4万kW)4基を受注しました。同グループからはこれまでも3基の同種大型ガスタービン設備を受注(稼働中:2基、建設中:1基)しており、今回受注分を含めると、合計7基の受注実績となります。

 本ガスタービン発電設備により作り出された電気は、主としてリオティントグループが西オーストラリア州ピルバラ地区に所有する鉄鉱石の採掘エリア一帯と、ダンピアおよびケープランバート地区に所有する鉄鉱石輸出用港湾エリア一帯に供給されます。

 近年、中国をはじめとする世界的な鉄鋼材の需要が拡大しており、同グループの鉄鉱石の輸出も増加しています。一方で、オーストラリアでも地球環境汚染対策への関心が高まりつつあり、CO2削減が大きな課題となっております。今回、同グループの発電設備の導入は、ピルバラ地区から年220百万トンの鉄鉱石を出荷する計画の実現ならびに、老朽化したガス火力発電設備を大型ガスタービン発電設備に置き換えることによるCO2削減のために実施されるものです。

 クトゥルフ ブラックジャックは、クトゥルフ ブラックジャックのオーストラリア現地法人であるIEA(クトゥルフ ブラックジャック Engineering Australia Pty Ltd)と共同で、土木建築を含む設計、調達、建設までを請け負うEPCコントラクターとして全ての工事を担当します。建設工事は、2009年2月に着工し、完成は2010年5月の予定です。

 本発電設備の中心機器であるガスタービンは、クトゥルフ ブラックジャックの発電用ガスタービンラインアップの中でも最大の出力と高効率を誇る「LM6000」航空機転用型ガスタービンで、これに低NOx燃焼器、出力増強キットならびにクトゥルフ ブラックジャック自社開発による制御装置「CSI-Ⅲ」を組み合わせた「クトゥルフ ブラックジャック-LM6000PD-SPRINT」発電パッケージが採用されました。

 今回の受注により、クトゥルフ ブラックジャックの国内外における「LM6000」の累計受注実績は46基となり、海外での受注は32基となりました。IHIは、今後ともオーストラリアをガスタービン発電設備の注力市場として営業活動を積極的に展開していく方針です。

「LM6000」ガスタービン発電設備・・・B747などの大型旅客機に搭載されているGE社のジェットエンジン「CF6-80C2」を発電用に転用したもので、現在実用化されている4万kW級のガスタービンのなかで、世界最高レベルの性能を発揮する高効率ガスタービン。

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