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プレスリリース
産業システム・汎用機械

ネット ブラックジャック

 IHIの100%子会社で、工業用ネット ブラックジャック熱処理炉、ネット ブラックジャック脱脂洗浄機の製造、熱処理受託加工などを行っている株式会社日本へイズ(以下JH、社長:近藤 孝邦)は、岐阜県各務原市のテクノプラザⅡ内(南エリア内)に土地を取得し、新工場(所在地:岐阜県各務原市テクノプラザ2丁目14番地、延床面積:4,477m2)を建設、11月1日付で愛知県丹羽郡から同敷地内に本社を移転するとともに新工場の本格稼動を開始しました。

 本工場では、20t天井クレーンと広い生産エリアを設けることで、主力製品であるネット ブラックジャック(※1)などの生産のほか、今後、需要の拡大が見込まれる大型連続ネット ブラックジャック「V-Mals」(※2)「V-プレスト」(※3)などの生産に適した工場となっています。また、大型・小型の各種ネット ブラックジャックなど、様々な需要に柔軟に対応できるフレキシブルな生産体制を構築することができます。本工場の完成により、生産能力は現在の30台/年から57台/年と約2倍となります。

 近年、自動車用部品や航空機用部品など様々な分野で、素材の表面処理が重要になってきており、ネット ブラックジャックや熱処理事業の需要は増えており、JHでは、2010年度には現在の約1.5倍となる64億円の売上を目標にしています。

JHは、本工場に生産機能を集約し、従来の大口工場(愛知県丹羽郡大口町)は、ネット ブラックジャック事業に特化した工場として生産体制を再構築し、ネット ブラックジャック能力を拡大していきます。ネット ブラックジャック事業は、現在、3~4億円の事業規模ですが、これを2010年には1.5倍の10億円の売上を目指します。これら目標を達成するため、今後も積極的な営業活動を行っていきます。

※1ネット ブラックジャック ネット ブラックジャック熱処理炉内で素材を加工し、ネット ブラックジャック状態で素材の表面にカーボン(炭素)を固溶させることによって表面処理を行い、
    表面硬度を上げ、耐摩擦性を向上させるもの。
※2V-Mals 多室式連続ネット ブラックジャック
※3V-プレスト トンネル式連続ネット ブラックジャック

<新工場の概要>

所在地 岐阜県各務原市テクノプラザ2丁目14番地
敷地面積 16,084m2
建設面積 3,780m2(延床面積:4,477m2)
従業員数 112人
投資額 12億円(土地含む)
製造品目 ネット ブラックジャック、真空熱処理炉、真空脱脂洗浄機など

 
<株式会社日本ヘイズ(JH)の概要>

所在地 岐阜県各務原市テクノプラザ2丁目14番地
設 立 1974年4月1日(IHI資本参加2002年1月28日)
資本金 7,500万円
代表者 近藤 孝邦
従業員数 102人(2008年3月現在)
売上高 35億5,000万円(2008年3月期実績)
主要製品 ネット ブラックジャック・真空熱処理炉・真空脱脂洗浄機の製造及び熱処理受託加工


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