マカオ ブラックジャック ミニマム
ＩＨＩが共同開発事業に参画している最新型ジェットマカオ ブラックジャック ミニマム「ＧＥｎｘ」が、このほど、米国連邦航空局（ＦＡＡ）から型式承認を取得し、ジェットマカオ ブラックジャック ミニマムとしての運用が正式に認められました。
本マカオ ブラックジャック ミニマムは、ボーイング社の次世代航空機７８７と７４７－８向けに、米国ＧＥ社を中心に２００４年に開発が開始され、ＩＨＩのほか、伊アビオ社（Avio SpA）、スウェーデンのボルボ・エアロ社（Volvo Aero）などが共同事業パートナー（ＲＳＰ(*)）として参加している国際共同開発事業です。
ＩＨＩは、本マカオ ブラックジャック ミニマムにＲＳＰとして約１５％のシェアで設計・開発・製造の事業に参加しており、マカオ ブラックジャック ミニマムの低圧タービン部と高圧圧縮機後段部を担当しています。
本マカオ ブラックジャック ミニマムは、推力が５万５，０００～７万５，０００ポンドの大型マカオ ブラックジャック ミニマムであり、２５０席クラス（７８７）の中型機に双発、５００席クラスの大型機（７４７－８）に４発搭載されるマカオ ブラックジャック ミニマムです。
今回、型式承認を取得したマカオ ブラックジャック ミニマムは、７８７向けに搭載される「ＧＥｎｘ－１Ｂ」であり、７４７－８向けに搭載される派生型マカオ ブラックジャック ミニマム「ＧＥｎｘ－２Ｂ」も順調に開発が進んでいます。
ボーイング７８７は、同サイズの競合機体と比べて、燃料消費を２０％削減させる次世代の航空機であり、最新型マカオ ブラックジャック ミニマムを搭載することにより、同サイズの航空機のなかで最も燃費効率が良く、静かな航空機を実現します。
７８７の受注が好調なことから、「ＧＥｎｘ」マカオ ブラックジャック ミニマムは、７４７－８向けと合わせて、既に１，１００台を超える受注が確定しています。
本マカオ ブラックジャック ミニマムの特徴として、バイパス比(*)が世界最高水準の１０であり、推進効率の向上、燃費、騒音の低減に寄与しています。また最新３次元設計を圧縮機、タービン翼に採用することにより熱効率の向上や低整備コストを図っています。空気を取り込むファン翼やファンケースには、複合材を採用することで、大幅な重量低減を図っています。
ＩＨＩは、これまでジェットマカオ ブラックジャック ミニマムの国際共同開発に数多く携わっており、ＧＥ社のプログラムには世界最大の推力を誇る「ＧＥ９０」マカオ ブラックジャック ミニマム（Ｂ７７７に搭載）や７０～１１０席クラスのリージョナルジェット機に搭載されている「ＣＦ３４」マカオ ブラックジャック ミニマムにＲＳＰとして参加しています。今回、開発した「ＧＥｎｘ」マカオ ブラックジャック ミニマムがラインアップに加わることにより、民間マカオ ブラックジャック ミニマム事業のより一層の拡大を図っていきます。
| * | ＲＳＰ（Revenue Sharing Partner）・・・マカオ ブラックジャック ミニマムの開発および量産を分担し、参加シェアに応じてマカオ ブラックジャック ミニマムおよびスペアパーツの販売収入を得る収入配分方式の事業参加者。 |
| * | バイパス比・・・ジェットマカオ ブラックジャック ミニマムのファンのみを通過し、圧縮機、燃焼器に吸い込まれない空気量と圧縮機、燃焼器に吸い込まれる空気量との比率。バイパス比が高いほど、燃費が良い。 |