国内最大級の物流センター建設工事を受注
石川島播磨重工(IHI)は、このほど広島共和物産株式会社(所在地:広島市西区、代表取締役社長:中野晴雄、以下「広島共和物産」)から、福岡県糟屋郡久山町に建設予定の九州物流センター(仮称)の建設工事を受注しました。契約金額は約50億円です。工事着工は2006年5月で、引渡しは2007年11月頃を予定しています。
広島共和物産は、日用雑貨の卸業を営んでおり、今回建設する九州物流センターは、自社・グループ会社の卸機能だけでなくメーカーや得意先からの物流委託機能も有する物流センターとなります。
このたび受注した、九州物流センターは延床面積22,780m2の建屋と約24万個のダンボールケースを入出荷できるパレット自動倉庫をはじめとする各種物流合理化設備を有する国内最大級の物流センターとなります。取扱い物は、洗剤・シャンプーなど日用雑貨製品です。IHIは本物流センターの建設工事一式(設計・製作・据付・調整試運転)を担当します。本センターは、注文に応じて搬送先別に仕分け、出荷する合理化機能を有し、受注から出荷までのリードタイムの短縮および省力化を実現します。
IHIの物流システム事業は、液晶パネル生産に活躍するクリーン物流、10tを超える重量物対応自動倉庫、危険物を保管する危険物対応自動倉庫、マイナス60度まで対応できる冷凍自動倉庫など幅広い業界に多数の物流設備を納入しています。
IHIは今後も、客先製品の品質維持と物流センター内での保管・集出荷効率の向上に貢献できる物流システムの拡販を図るべく、積極的な営業展開を図っていきます。