2006年社長年頭
当社 社長 伊藤源嗣の年頭挨拶を、仕事始めの1月5日朝、各部門に配布された約350本の社内ビデオで、海外勤務者を含む従業員向けに放映しました。挨拶の内容は以下の通りです。
明けましておめでとうございます。 わが国経済は、長年の不況、デフレの状況から抜け出し、好況に向かいつつあります。このような環境下、当社は経営再建のために全社で取り組んでいます。
1. グループ経営の強化
今年、力をいれる施策は「グループ経営」の強化です。カジノ ブラックジャック単独、それぞれの関係会社単独での最大収益の追求ではなく、カジノ ブラックジャックグループ全体での最大収益の追求、即ち全体最適の追求が目標です。カジノ ブラックジャック本体も関係会社それぞれも、独立性が尊重され、自社経営が重んじられた上で全体最適を実現する仕組みの構築に力を入れていきます。グループ内での重複機能を整理して、 本社または本社機能を分社化した関係会社がサービスを提供する「シェアードサービス(共通業務の集中化)」の導入拡大も力を入れたいと考えます。
2.事業構造改革の総仕上げ
懸案の集中と選択は、順調に進捗し、総仕上の段階を迎えています。今後は成長性があり、収益性の見込める事業領域(SBU、機種)にリソース(人・物・金)を集中して平成18年度以降の収益性向上を実現し、事業構造改革の総仕上げを実行するとともに、将来の成長事業領域の確保に取り組みます。
3.フロントローディングの一層の強化
集中と選択とならんで、フロントローディングを一層強化して収益性の向上に努めなければなりません。コストの大半が決まってしまう見積もりから基本設計までの段階に、関連する全部門の皆さんが参加してコスト削減に有効な手法を総動員し、コストダウンによる収益性向上を実現しましょう。
最後に皆さんとご家族の健康な生活を祈念して新年の挨拶とします。