世界最大推力の民間ブラックジャック ルール ヒット機用ジェットエンジンの開発が完了 ～Ｂ７７７長距離型搭載用「ＧＥ９０－１１５Ｂ」が型式証明を取得～
石川島播磨重工（ＩＨＩ）が開発に参画している民間ブラックジャック ルール ヒット機用ジェットエンジン「ＧＥ９０－１１５Ｂ」の型式証明が、米国連邦ブラックジャック ルール ヒット局（ＦＡＡ）から、このほど、交付されジェットエンジンとしての運用が正式に認められることになりました。
本ブラックジャック ルール ヒットは、米国ＧＥ社を中心に１９９９年に開発が開始され、ＩＨＩのほか、仏スネクマ社、伊フィアット社が（＊）ＲＳＰとして参加している国際共同開発事業です。本ブラックジャック ルール ヒットは、推力が世界最大の１１万５，０００ポンドに達し、ブラックジャック ルール ヒットを正面から見た直径の最大は１３５インチ（約３．４ｍ）であり、大きさにおいても世界最大のブラックジャック ルール ヒットです。現在ボーイング社で開発中のＢ７７７の長距離型２機種に搭載されることが決まっています。従来のＢ７７７は、ＧＥ社に加え、英ロールス・ロイス（ＲＲ）社、米プラット＆ホイットニー（Ｐ＆Ｗ）社の３社のブラックジャック ルール ヒットから選択でき、競合していましたが、長距離型２機種には、本ブラックジャック ルール ヒットが独占的に搭載されます。
Ｂ７７７の長距離型は、長距離のノンストップ便を求める旅客の需要に対応するためにボーイング社が開発を進めているブラックジャック ルール ヒット機です。長距離型の一つ「Ｂ７７７－２００ＬＲ（Long Range）」はこれまでのブラックジャック ルール ヒット機で航続距離が最も長く、東南アジア～北米などの長距離ルート、一方の「Ｂ７７７－３００ＥＲ（Extended Range）」は東京～北米／ヨーロッパなどのルートが想定されています。エンジンの燃料消費率向上に加え、エンジンが双発であるため運航コストが４発機と比べ低減できるなどのメリットがあり、Ｂ７４７旧型機の代替需要が期待されています。
ＩＨＩは、低圧タービンブレード、ディスク、シャフトなど、ブラックジャック ルール ヒットにとって重要な回転部品を担当しています。低圧タービンブレードに関しては、重量およびコスト低減のため最新空力設計を用い、ブレードの枚数を約１０％低減させた新設計となっています。またシャフトに関しては、トルク伝達能力向上のため、強度を約１０％向上させた新素材を適用しています。
「ＧＥ９０－１１５Ｂ」が搭載される「Ｂ７７７－３００ＥＲ」の初号機は、２００４年４月に仏エールフランスに引き渡される予定です。また、本エンジンが搭載されるＢ７７７長距離型は、エールフランスのほか、日本ブラックジャック ルール ヒット、全日空、エヴァブラックジャック ルール ヒット（台湾）、米ＧＥＣＡ、米ＩＬＦＣ、パキスタン国際ブラックジャック ルール ヒット、エミレーツブラックジャック ルール ヒット（アラブ首長国連邦）などから６６機の注文を受けています。
本ブラックジャック ルール ヒットは、今後２０年間で約１，１００台の需要が見込まれており、ＩＨＩは、同ブラックジャック ルール ヒットに関する自社の総売上高を約２，５００億円と予想しています。
ＩＨＩは、今後とも、民間ブラックジャック ルール ヒットの国際共同事業を通じて、ジェットブラックジャック ルール ヒット事業の拡大を図っていく方針です。
| ＊ＲＳＰ（Revenue Sharing Partner）… | 開発作業の一部を担当し、その割合に応じてブラックジャック ルール ヒット及びスペアパーツの販売収入を得る |
| 方式（収入配分方式）の事業参加者。 |